先日、車検館で見積もりをとっているときに、ヘッドライトの黄ばみが目立つので、この清掃をしませんか?と誘われました。値段を聞いてみると、1000円ということでそんなに高くはありませんでした。ただ、作業が終わったあとにヘッドライトのコーティングは実施するのかを聞いてみると、単に磨くだけでコーティングは実施しないという回答でしたので、その際にはヘッドライトの黄ばみ落としはしませんでした。
ただ、確かにヘッドライトの透明カバー(ポリカーボネイト)の部分が黄ばんでしまい透明感を失ってしまっています。太陽光に含まれている紫外線の仕業です。もともと、新車の状態ではヘッドライトの透明カバーには紫外線の影響を受けにくいように保護膜でコーティングされていますので黄ばみが急激には進まないのですが、期間とともにコーティングが失われていき、数年も経つと黄ばみが目立つようになってきます。
もちろん、車庫などにクルマを入れて保管している場合には紫外線を浴びる量が少なくて済むので、黄ばみのスピードも緩やかになりますが、そのような車庫も残念ながらありません。
ヘッドライトクリア
先日、オートバックスに行った際に、WILLSONという会社の「ヘッドライトクリア」という商品を見つけました。
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単に磨くだけではなくて、コーティングする機能も兼ね備えているようです。値段は900円弱でしたので、ためしに購入してみました。
白いドロドロとした液体が入った容器と、立方体の芯となるパーツとその周りに巻きつけるシート、そしてふき取りようのタオルがセットになっています。最初にヘッドライトの周りを綺麗に洗車してホコリや粒子などをすべて取り除きます。もしもゴミが付着したままでヘッドライトクリアを施行すると樹脂を傷つけてしまう可能性があります。
次に立方体の芯のまわりに白いシートをぐるぐると巻きつけ、白い液体を適量つけてヘッドライトのカバーの樹脂のうえで一定方向に動かします。最初は白い液体がカバーの上に広がるだけですが、そのうち液体が黄ばみを吸い込んで黄色く変色してきます。さらに磨き続けると、液体が徐々に見えなくなり「キュッキュッ」という音がします。ちょうど、コンパウンドで車体の傷を消すために磨いているときと同じような感触でした。この白い液体そのものもコンパウンドのような成分に保護剤を混入させたものなのでしょう。
1分も磨き続けると、まるで新車のときのような透明なヘッドライトに蘇りました。
これだけ綺麗になれば満足です。こんな簡単に綺麗になるとは思ってもみませんでした。また、液剤もほとんど使っていませんので、あと5回は施行することができそうです。仮にまた黄ばんでしまったとしても、これくらい簡単に綺麗にできるのであれば、洗車のときについでに実施できてしまいます。
WILLSONのヘッドライトクリアはとても良い商品だと思いました。
【2021/03/22追記】
現在は100円ショップのダイソーでもヘッドライトクリーナーが販売されています。こちらの動画で施工方法も含めてまとめられているので紹介します。
本当にコストパフォーマンスが高そうな商品です。次に必要になったときには使ってみようと思っています。
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