WordPressでQuick Cache Proに乗り換えました

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blog-積み木-アクセスアップ

ネットのブラウジングは以前はパソコンで行うのが一般的でしたが、最近ではタブレットやスマホで行う機会がどんどん増えています。従って、モバイルアクセスによるユーザビリティを高めることが非常に大切になってきています。

しかし、タブレットやスマホの画面サイズが小さいことや、マウスではなくて指でタッチしながら使うことになるので、パソコンに最適化されたサイトはスマホなどでは扱いにくくなってしまいます。

グーグルの検索においても、その順位を決めるアルゴリズムにモバイルのユーザビリティが考慮されることが発表されました。

発表記事

Google ウェブマスター向け公式ブログ: 検索結果をもっとモバイル フレンドリーに

しかし、こちらのブログではモバイルのユーザビリティが悪いという診断がおこなわれていたので、この機会に何が原因なのか探ってみることにしました。

こちらのサイトではWordPressというブログのアプリケーションにStingerというテーマを組み合わせて利用しています。このStinger自体はパソコン向け、モバイル機器向けに最適なビューを提供する機能が付いているので心配なかったはずなのですが、自分でテストをしてみると、モバイル機器にパソコン向けの画面が表示されたり、またその逆があったりします。

よくよく調べてみると、WordPressと組み合わせて使っているQuickcacheというプラグインが悪さをしていることに気がつきました。これを無効化すると問題がなくなります。

このプラグインはWordPressのページの表示が遅いというデメリットを克服するためのもので、ページをキャッシュしてくれて表示を早くします。本当はパソコンからアクセスされた場合とモバイル機器からアクセスされたときに、各々別々にキャッシュしてくれる機能があったのですが、なぜかこれが機能していません。これが原因です。

なぜ機能していないかを確認すると、以前のプラグインのバージョンアップ時にその機能が有料版に切り出されてしまい無料版では使えなくなってしまったそうです。ひどい話しです。

ただ、このプラグインにはお世話になっていることもあり、お金を出して有料版のQuick cache Proへと乗り換えることにしました。PayPalを初めて使って決済を行いました。

こちらのプラグインのDynamic Version Saltという機能を使うと、パソコンやモバイル機器向けそれぞれにキャッシュを保存できます。

Dynamic Version Saltについては、こちらのサイトを参考にしました。

☆[WordPress]Quick Cache Pro の Dynamic Version Salt の設定について — tk1024.net

こちらで紹介されている方法で難なくパソコンとモバイル機器の表示画面が問題なくキャッシュされています。

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Zen Cache Proへ移行

Quick Cache Proのライセンスを購入した直後に、こちらのアップグレードは終了する旨の発表が行われました。そして、新しいキャッシュプラグインである、Zen Cache Proというものがリリースされることが発表されました。

なんと酷いタイミングでライセンスを購入してしまったのか?と後悔していたのですが、よくよくアップグレードに関する説明を調べていると、Quick Cache ProユーザーにはそのままZen Cache Proのライセンスが発行される仕組みがあることを知りました。

 ☆キャッシュプラグインQuick cache ProがZenCache Proになりライセンス形態が変わったので調べてみた【WordPress】 | ノート100YEN.com

Zen Cache Proには同じProバージョンにも二種類があって、一つのドメインのみで利用できるライセンスと、複数のライセンスで利用できるライセンスの二種類になります。このうち複数のドメインが利用できるライセンスが発行されていました。助かります。

Zen cache proでWordPressのページキャッシュを実施できるようアップデート実施
こちらのブログはワードプレスを使って構築、公開しています。ワードプレスはアクセスがあるたびに動的にページを生成して表示する仕組みになっていますので、アクセス数が増えてくると、どうしてもサーバーに負荷をかけてしまいます。  先日、急に503エ...

【2016/02/28追記】

Comet cache proへの移行

また、プラグインの名前が変わるので移行をするように促すメッセージが管理画面に現れました。なぜ、ここまで頻繁に名前を変えるのかよく判りません。有料版のユーザーに対しては特典をそのまま引き継げるサービスが行われていたので、特に追加の費用は無く移行することができました。

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