米国Apple社は米国現地時間の3月9日に開催する報道陣向けスペシャルイベントの招待状を送付しました。サンフランシスコの「Yerba Buena Center for the Arts Theater」で開催されます。
Appleの招待状には「Spring forward」と書かれています。これはサマータイムの変わり目に時計の針を進めることを意味する言葉なのだそうです。この言葉や今までの発表の経緯、時期から考えると、やはりApple Watchの発表が行われるのではないかと噂されています。
Apple Watchについては349ドルから機種がラインナップされます。ただ、18金を使った高級モデルなどは、いったいどんな値段体系になるのか今ひとつ判りません。
すでに昨年の9月にApple Watchについての発表を行っていますが、この時点ではバッテリーの持続時間など、本当に気になる部分は発表されませんでした。その後、バッテリーが1日も保たないという噂が出回ったりして、その仕様がどうなっているのかがとても気になります。時計という用途で使うことを考えると、1日の途中でバッテリーが切れてしまうとなかなか使い物にならないと思います。スマホであれば、モバイルバッテリーに接続して充電しておくということもできますが、腕時計は腕から外して充電すると、腕時計としてもはや機能しなくなってしまいます。少なくともバッテリーの持続時間は丸二日くらいはもってほしいところです。アップルとしても去年の発表以降もバッテリー持続時間が少しでも長くなるようように改善に取り組んでいるのではないかと思います。
画面の拡大縮小やスクロールにはクラウンと呼ばれるリューズを使って操作することができるようになっています。ここの操作性がどんな出来映えになっているかも気になります。Apple社は操作系については非常にこだわりをもって開発する部分なので、期待しています。
さらにこのイベントでは、Ratinaディスプレイを搭載するMacBook Air、12インチのiPad Proが発表されるのではないかという噂もありますが、これも当日の発表を迎えない限り、正確な情報は分かりません。
iPod→iPhone→iPadと進化を繰り返してきましたが、その次の大きな変化は今までありませんでした。今回のApple Watchがどんな形で消費者に迎え入れられるのか、今後の動向が楽しみです。
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