ソニー損保が「やさしい運転」をしているドライバーには最大20%の保険料をキャッシュバックする新しいタイプの保険を発売しました。今までは、年齢条件、クルマに乗る頻度、クルマの車種、事故を起こして保険金を受け取ることなく運転を続けていくと、毎年保険料が徐々に安くなるという仕組みが採用されていましたが、この仕組みだけでは丁寧に運転しているドライバーにとっては、まだ保険料を払いすぎている不公平感があります。ただ、任意保険に入らずに運転をするわけにはいかないので、いろいろな会社の見積もりをとって保険料が安い会社の保険に入るというのが一般的だったのではないでしょうか。
ソニー損保の「やさしい運転キャッシュバック型」で、どうやってドライバーがやさしい運転をしているか否かを判定するかというと、「ドライブカウンター」という装置を被保険者に貸し出し、これをクルマに取り付けて運転することで判定する仕組みになっています。
ドライブカウンターはこちらの装置になります。
このドライブカウンターでは、加速、減速の発生状況を計測します。ソニー損保ではこのドライブカウンターによる計測を5000人に試して貰い、その後のアンケートを集めて分析した結果、スムーズな運転を心がけるようになったなど、安全運転への意識を高めるきっかけになったという意見もありました。安全運転の意識が高まればそれだけ損保会社が払わなければいけない保険金の金額が減り、保険料が安くなると言う良い循環が生まれます。
現在でも30日間無料トライアルの募集は公式サイトで行われています。
ドライブカウンタで高得点をとるためには下記の3点を励行することです。
・ふんわりとアクセルを踏み最初の5秒で時速20Kmになる程度の加速にする
・車間距離を十分にとって前方の急激な運転状況の変化に対して余裕をもって対応できるようにする
・停止時は早めにアクセルから足を離し惰性で走行したあと、ゆっくりとブレーキペダルで減速する
このような運転を続けることで、この自動車保険を適用すれば保険料が安くなるほか、燃費も良くなり燃料代が減るので、トータルでもクルマにかかる費用を減少させることが出来ます。
現在は会社の団体加入タイプの自動車保険に加入していますが、こちらの保険に加入するとどの程度安くなるのか確認してみたいと思います。
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