Apple Watchは4月10日から予約受付が開始されました。どれだけ売れるのか気になっていたのですが、発売後6時間で全モデルが売り切れの表示になり、次回入荷予定が6月になるということです。
ただ売り切れになったという事実だけで販売が好調だったか否かは判りません。初回の出荷数が判らないためです。どれくらいが売れたのかを調べてみました。Apple社からの公式発表はありませんので、あくまでも分析結果として紹介している記事がありました。
☆Apple Watch、予約販売で既に230万台超え – 著名アナリスト予想 – iPhone Mania
3月から本格的に生産が始まったApple Watchは5月の終わりまでに230万台生産されるという分析結果から、今回の数字が発表されています。今回、次回入荷が6月になったことから5月末までの生産台数を予約台数が超えたという判断をしたのでしょう。
米国の調査会社によると米国内での予約開始初日の予約台数が約100万台という分析がほかにありましたので、全世界で230万台というのは、実感としては合うのかもしれません。
今まで予約されたモデルの比率についても分析が行われていました。Apple Watch Sportが85%、Apple Watchは15%、Apple Watch Editionは1%以下と推測されています。
今回のように品薄になると、持っている人は希少性を感じ、また持っていない人は、それまでは欲しいと思っていなかった人も気になってくるようになります。こうなると、もしかするとヒット商品に育つ可能性はあります。ただ、一番のキーファクターは初回出荷分を入手した人が実際に利用したときにどんな感想を持つかによるでしょう。
実際に試着をした人の評判は上々なので、デザイン面に問題はなさそうです。あとは気になる点はバッテリーの持続時間です。これは試着では判らないので、一日、使い続けてみないといけません。Appleからの発表によれば、通常使用で18時間、その内訳は時刻チェックが90回、通知が90回、アプリ45分、Bluetoothで音楽再生をしつつワークアウトを30分という内容です。私の使い方から考えると、もう少しアプリを使っている時間が長くなりそうな気がしますので、18時間よりももっと短くなるかもしれません。
丸々一日間持たないようだと、少し遅くまで残業して帰宅しようとしたときには、バッテリー残量がかなり気になる状況になっていると思います。日常生活で安心して使うには少々不安を伴います。
最初の段階ではアップル製品の熱狂的なファンが予約していることが考えられます。今後は一般層の人たちが興味を持って購入するか否かで売れ行きに大きな差が出ます。私の身の回りには、Apple Watchが欲しいという声は今のところ聞こえてきません。また初回出荷分を購入したという人の話も聞きませんので、まだ今後の状況がどうなるかは判りません。
まずは初回出荷分を実際に利用した人の感想がネット上にもアップされると思いますので、それを確認してみたいと思います。
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