iOS7からデフォルトの日本語入力システムからサードベンダーが提供する製品に入れ替えることができるようになりました。
今までMS-DOSで一太郎を使っていた昔からパソコンではジャストシステムのATOKを使っていたので、iPhoneでもATOKを使おうと思い、AppStoreで購入しました。いくらだったか再度確認してみると、1600円なので、iPhoneアプリとしては高額な部類になると思います。購入時の価格を当時の記事で確認してみると、1500円でした。
その後、しばらく使っていたのですが、どうしても不満が出てきてしまいました。
起動が遅い
文字入力のエリアをタップするとATOKが立ち上がります。どうしても、このタイミングがデフォルトのキーボードと比較してワンテンポ遅れてしまいます。このワンテンポがどうしても気になります。これはATOKの問題というよりは、iOSの実装上、サードベンダーのキーボードを表示するときのロジックの問題なのかもしれません。
思い通りの変換をしてくれない
パソコンではある程度長い文章を打ち込んでから、一気に変換をしています。ATOKではこんな使い方をしても、自分が変換したい希望通りの候補を出してくれるので、とても安心して使うことが出来ます。
ところが、iOS版ATOKではどうしても期待通りの変換候補が出てくれないことが多々あります。パソコン版のATOKとはかなり違うものなのかもしれません。デフォルトのキーボードの方が期待通りの変換をしてくれるように思えるようになってきました。
そんな理由で、最近はデフォルトのキーボードに戻って、iPhoneを利用しています。もしかすると、自分がiOS版ATOKの機能を使い切れていないのかもしれません。そこはもう少しマニュアルを読んでみる努力をしなければいけなかったのかもしれません。
ATOK自身もアップデートを繰り返していますので、少しでも使いやすくなるように改良は続いているのではないかと思います。パソコン版ATOKの実力から考えれば、こんなはずはないはずなので、しばらく様子を見たあと、もう一度ATOKを使ってみて、自分の期待水準に達したか否かを確認したいと思います。
【追記】
調べてみると、ATOKでは最初に推測変換の候補が出ていて、変換キーを上にフリックすると通常変換の候補が現れるということを知りました。今度はこの機能も使ってみようと思います。
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