iOS8.4へのアップデート
iOS8.4が公開されました。これに伴って、日本でも、Apple Musicが利用可能になりました。当初は月額は1000円前後と囁かれていましたが結果としては980円と決まりました。
Apple版の定額制音楽配信サービスです。正直、いまさら定額制音楽配信サービスを日本に持ち込んでどうしたいのだろう?というのが使い始める前の感想でした。
こちらがiOSのアップデート画面です。今回は大きさが213MBとなっています。
MUSICアプリの起動
続いて、Musicアプリを立ち上げてみました。こちらが最大の特徴と言っても良い、レコマンド機能です。
こちらの画面で自分のお気に入りのジャンルを指定します。気になるジャンルは一回のタップ、大好きなジャンルは2回のタップ、興味のないジャンルは長押しです。
続いて、ジャンルと同様の方法で自分の好きな歌手を指定します。
この歌手の選定では、どのくらいの年齢、どのくらい前に流行ったなどの情報を分析していそうな感じがします。
無料トライアル期間終了後の自動更新をオフ
続いて、3ヶ月の無料トライアル期間が過ぎたあとに自動更新されることを防ぐために、これを解除しました。
ミュージックアプリを立ち上げて画面左上の人物アイコンをタップ、さらにアカウント画面が表示されます。
購読項目にある管理をタップすると自動更新のスイッチがありますのでこれをオフにします。
APPLE MUSICの音質と転送量
Apple Musicの音質はAAC形式でビットレートは256Kbpsです。聞き放題のサービスとしては高いビットレートの配信ですので音質に拘っていると言えるでしょう。ただ、AV WATCHによる計測結果を見ると、154Kbps程度という評価もありました。
30分間の連続利用でデータ転送量は30MB強、1日2時間の利用だと120MB、これならば携帯電話会社の転送量制限をそんなに心配しなくても大勝負かもしれません。ただ、毎日3時間使うと月間7GBの制限が気になってきます。
もしもデータ転送量が気になる場合は、ダウンロード機能を有効に活用します。ストリーミング再生時に曲の右隅にある・・・をタップしてマイミュージックに追加をタップ、そして同様に・・・の中から「オフラインで再生可能にする」を選びます。これをWiFi環境で行っておけば、携帯電話の回線を節約できます。
このダウンロード機能を使って端末に保存した音楽はDRMによる保護がかかるので、Apple Musicでしか聞くことができません。iTunes Matchでダウンロードした音楽にはDRMはかかりませんので、これが最大の違いになります。
私はミュージックアプリのモバイルデータ通信をオフにしています。この状態で使っているときにはWiFi環境がないところでは、iPhoneの中に登録またはダウンロードしてある楽曲しか再生できない状態になります。
曲の種類
邦楽は正直に言ってアーチスト、曲ともに少ないです。たとえば、「松任谷由実」で検索をしてもオリジナルの楽曲はヒットせずに、オルゴールなどの曲がヒットします。まだ、権利関係の調整が難しいのでしょう。反面、海外の曲は相当数が登録されているように思えます。全世界で3000万曲が登録されています。邦楽メインの場合は見劣りがしますが、海外の曲やジャズ、クラシックなど多方面に聞く場合には月額980円は十分に安いのではないかと思います。
ラジオ
ラジオ機能が付いています。ラジオとは言っても電波を受信するわけではなく、インターネット回線を通じてラジオ放送が配信されています。ラジオ放送の中でもっとも目立つように配置されているのがロサンゼルス、ニューヨーク、ロンドンから生放送される「Beats 1 Radio」です。世界中の人が同じ生放送のラジオを楽しむという主旨の放送です。ほかに、JPOPの放送局、DISNEYの放送局など様々なジャンルがありました。
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