いつものように、RSSリーダーで直近の興味のある情報を読み進んでいた中で、気になる記事がありました。GIZMODOの記事だったのですが、次期のiPhone(iPhone6s?)ではカメラがアップデートされて1200万画素の背面カメラ、4K画質の動画撮影ができるかもしれないという情報です。新たに流出した技術情報から判明したと解説されていました。また、同じ技術資料には2GBのRAMを搭載しプロセッサの世代も新しくなってA9が採用されるとしています。
これが事実であったとすると、最新のOSでもサクサクと動作して、しかもカメラ撮影では通常のフルHD画質のテレビでは表現できないほど繊細な動画が撮れるということになります。
数年前にある企業の研究センターの公開で4K動画のエンコーダ装置が展示されていたのですが、まるで家庭用DVDプレーヤー並の大きさの機械が何台か積み上げられている状況で小さなモバイル機器に搭載できるのはまだまだ先という印象を持っていました。
ところがわずかそれから数年間でiPhoneほどのモバイル機器で4K動画を撮影して保存までできてしまうというのは本当に驚きです。CPUの高速化のほか、基盤、素子などが集積されて小型化が実現したのでしょう。家庭用のテレビでさえ通常はフルHD画質となっていますので、もしもiPhoneで4K画質の動画を記録できても、その美しさを家庭用テレビでは再現することが出来なくなってしまいます。今まで家庭用テレビとしては4K画質のものを高いお金を出して購入したとしても無意味と言われてきましたが、いよいよ4Kテレビ導入の意義が出てきたのだと思います。
4K動画の撮影が可能だとすると、単位時間あたりの動画サイズはとても大きくなりますので、内蔵フラッシュメモリのサイズも現在のiPhoneの最大容量である128GBでは不満が出てくるのではないかと思います。iPhoneは歴史的にSDメモリカードなどを使えるようにはしませんので、もしかすると256GBモデルなどが発売されるのかもしれません。ただ、4K動画が撮影できるであろうというのも現段階では噂の情報に過ぎません。流出したと言われている書類も本物かどうかは判らないためです。詳しくは、アップルからの発表を待つ形となります。
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