今日は朝から成城学園方面、そして武蔵境駅の方面に行っていたのですが、移動している途中で何台かの消防車とすれ違いました。何があったか全く判らなかったのでですが、自宅に帰ってからRSSリーダーで新着の記事を読んでいると調布飛行場の近くで小型飛行機が墜落したというニュースがありました。
調布飛行場からは伊豆大島などに行く定期便が運航されています。最近、ターミナルがリニューアルして綺麗になっています。昨年の調布飛行場まつりに行った際に撮影した写真で紹介します。
こちらがリニューアル後のチェックインカウンターです。
昨年の10月時点の時刻表です。10時50分に大島行きの飛行機があることが判ります。
こちらが公式サイトの時刻表になります。今月の時刻を見る限り、墜落時間近くに出発する便がありません。調べてみると、大島に向けての訓練飛行だったようです。
こちらは調布飛行場の案内図です。
調布飛行場は1941年当時に東京府が公共飛行場として開設しました。その後、東京都は1992年に離島の定期便運航の拠点にするため国から管理を引き継ぎました。そして、2001年には東京都と伊豆諸島を結ぶコミューター空港となりました。昨年の離着陸数は計1万6024回にもなります。離島とのコミュータ空港としての役割のほか、個人所有の小型機もこちらの空港を利用して離発着しています。
こちらは調布飛行場の中にある飛行機へ燃料を入れるための設備です。調布飛行場まつりの際に撮影しました。
こちらの調布飛行場を飛び立ち、大島に向けて南に向かって飛び立った飛行機が、中央自動車道手前の住宅地に墜落しました。ニュースで報道映像を見ると、特に天文台通りは救急車両などがたくさん停車しており、通行止めになっているように見えます。TWITTERのリアルタイム検索をしてみると、ココスのあたり(大沢コミュニティセンター)から国道20号線(上石原)までが通行止めになっているようです。
調布飛行場における過去の事故を調べてみると、Wikipediaに下記の記載がありました。
1981年(昭和56年)12月21日 – 共立航空撮影所属のエアロコマンダー 685が航空測量のため、飛行場を離陸した直後に近隣の調布市立調布中学校の校庭に墜落。搭乗していた機長と撮影係が死亡。
今回の事故現場と調布中学校は地図で確認すると比較的近隣のようです。また、騒音問題や事故発生の恐れから飛行場問題を扱うサイトもありました。
また、今回、事故を起こした機体は過去に2回の重大インシデントを発生させていたのだそうです。
飛行機はベルバンドクラブという福生市にある不動産会社の所有です。
事故の原因究明がこれから続くものと思いますが、その本質的な原因はどこにあったのか、そして今後の調布飛行場の安全性をどう保証していくのかが気になるところです。
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