新しい「Apple TV」の噂が流れはじめました

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apple tv

米国Apple社は9月9日に新製品をマスコミに発表するためのイベントを開催する予定です。こちらでは新しいiPhoneなどが発表されるとみられていますが、ほかにもApple TVの新型機が公開されるのではないかと噂されてきました。現在販売されているAppleTVは第三世代です。2012年に99ドル(約12,000円)で発売が開始されました。その後、多少の値下げが行われて、現在は8200円で販売されています。1080p、HD対応となったのが当時の特徴でした。

今までのApple TVの進化は下記のようになっています。

第1世代:HDD内蔵、720p対応、HDMI搭載

第2世代:A4プロセッサ搭載、HDD撤廃、iOS搭載、AirPlay対応

第3世代:A5プロセッサ搭載、1080p対応

 

後継機である第4世代Apple TVの販売価格は149ドルから199ドル程度が予定されており、第3世代の2倍程度の価格です。第4世代で何が変わるかというと、少しだけ大きくなること、ユーザーインタフェースが変わること、Siriに対応すること、そして新しいリモコンが利用できるようになること、App Storeが利用できるようになることだそうです。App Storeが利用できるようになるということは、利用者が思い思いで自分が利用したいアプリを選んでインストールすることができるということになります。ソフトウエア開発者向けにはSDKが配布されるようです。ハードウエアとしてはCPU、メモリ、ストレージがそれぞれアップグレードされます。リモコンにはモーションセンサーが搭載されるのではないかと言われています。

なお、第3世代のApple TVはエントリーモデルとして販売は継続されるとされています。したがって、第3世代向けのファームウエアもアップデートが行われると思いますが、新しく始まると言われているTVストリーミングサービスには対応するものの、SiriやApp Storeには対応しないとされています。

AppleのTVストリーミングサービスは月額40ドル以下で来年早々に開始すると予想されています。Apple MUSICで音楽のストリーミングを始めましたが、これに続き、TV放送にも進出です。真っ向からCATVに対抗する形になります。

今回の第4世代Apple TV自体は3年ぶりのモデルチェンジということもあり、Appleとしてはかなりの機能を盛り込んで市場に投入されるものと思います。私自身、第3世代のApple TVを利用しているのですが、SiriをAppleTVで利用しようとは思わないものの、App Storeに対応しないのはとても残念です。App Storeでどんなアプリが公開されるのか、今後の動向を見ていきたいと思います。

【2015年9月17日追記】

予定通りにアップルのイベントは開催されて、新しいApple TVも発表されました。新しいOSが搭載されて、利用者が自由にアプリを選んでインストールすることができるようになります。リモコンなどにも新機能が搭載されて、ほぼ事前に予測されていた通りの進化を遂げていました。

今までのApple TVも併売される形になります。私自身は従来型Apple TVとクロームキャストを利用していますが、特に不満は感じていませんので、このままでいきたいと思っています。

【2019/01/08追記】

最近ではAmazon PRIME Videoを見る機会も増えたので、Chrome StickとFire TV Stickの二刀流でコンテンツを楽しんでいます。逆にApple TVはすでに電源にも繋がれていない状態で、ホコリを被ってしまっています。今後、Apple TVに新しい商品が登場しても、よほど魅力的な機能がない限りは購入する可能性はとても低いです。

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