TSUTAYA図書館とも呼ばれている海老名の中央図書館に行く機会があったので、新しくオープンした「ららぽーと海老名」にも寄ってみました。ショッピングモールはクルマで行くことを前提に造られていて駅から歩いていくことができるところは少ないと思うのですが、「ららぽーと海老名」は小田急およびJRの海老名駅から渡り廊下で直結しています。
この渡り廊下の上は駅から「ららぽーと」に向かう人と、逆にショッピングが終わって「ららぽーと」から駅に向かう人とでとても賑わっていました。ららぽーとができる前はJRと小田急の乗り換えに使われているだけだったと思いますので、これほどまでの人はいなかったのではないかと思います。
また、昨日はテレビ東京系列で放送されている「アド街ック天国」で海老名が特集されていましたので、この放送による効果も大きかったのではないでしょうか。
海老名の駅の周りはまだまだ開発途上の土地が残っています。
1980年代に小田急線で頻繁に海老名を通っていましたが、そのときは本当に駅の周りに何にもありませんでした。これでも、ずいぶん開発が進んだ感じがします。
駅の反対側には小田急が運営しているViNA WALK EBINAもあります。
こちらはJRの海老名駅です。道路からデッキに上るための階段は閉鎖されていました。かなり年季の入っている階段です。
デッキの上から周りを見ると、やはり開発途上の雰囲気です。
入口付近はかなりの混雑でした。地震でも起こったら必ず怪我人が出そうな雰囲気でした。
建物の中に入ると、通路の上は吹き抜けになっていて、いかにもショッピングモールという構造でした。また、徐々にカーブを描いていて、先が見えないようにしているのも工夫です。前方を見通すことができないので、歩きながら次には何があるだろうというわくわく感を演出しているのだそうです。
2階の駅側はフードコート、3階はレストラン街という構造になっていました。しかし、仕方がありませんがレストランもフードコートもめちゃくちゃな混雑です。
最近、またショッピングモールやアウトレットができるペースがずいぶん上がってきたような気がします。海老名の駅をはさんで大きなショッピングモールが2つあるというのは、この周辺の商圏を考えた時に少し過剰な供給であるようにも思えます。今後、少子高齢化を迎える日本の環境にあって、どんな形で顧客を獲得していくのか、今後の動きが気になるところです。
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