国内線の保安検査場で発行される搭乗券

当サイトの記事には広告が含まれます

ana B787-8型機

飛行機に搭乗する際に必ず保安検査場を通って手荷物などのチェックを受けますが、こちらで通過する際に「搭乗券」なるものが今までは手渡されていました。

搭乗ゲートや席の番号がわかるのでそれなりに便利ではあるのですが、この保安検査場で渡される搭乗券では搭乗ゲートを通過することができず、ときどき引っかかってしまう人がいるので、スムーズな搭乗の妨げになっていました。搭乗口ではいつも「保安検査場で利用された搭乗券をお手元にご用意ください」という案内が随時実施されています。やはり間違える人が多いのだと思います。

先日、ANAの機内誌を読んでいたところ、2015年9月8日より空港での用紙の発行方法と名称を「ご搭乗案内」と改称したことが紹介されていました。従来の搭乗券では混同してしまいますが、搭乗口と座席番号を記した「ご搭乗案内」という名称であればたしかにわかりやすいです。

また、空港のカウンターで搭乗手続きをした人には搭乗口も座席ナンバーも正しい情報が印刷された搭乗券が発行されますので、保安検査場における用紙の発行はやめたそうです。本当はiPhoneのウオレットにも最新の搭乗口や座席番号が表示される機能がありますので、保安検査場での「ご搭乗案内」の発行は必要ないかもしれません。

空港では手元にいろいろなものを持っていることが多く、そのうえで、いろいろな紙を受け取ると、何をどのタイミングで出せば良いのか混乱してしまいますので、とても良い改善だと思いました。

コメント