デジモノステーション2月号に付録として付いていた「0sim by So-net」が各所で話題になっていますが、設定が完了したあと、LenovoのYOGA Tablet 2に装着して数日利用してみました。
YOGA Tablet 2はWiFi専用モデルとSIMフリーモデルがあるのですが、後者をAmazonで購入しました。0sim by So-netの動作確認済みモデルの中に入っていなかったのですが、今のところは問題なく使うことができています。(SIMカードのサイズが合わなかったので、nanoサイズからマイクロサイズへの変換アダプタをかませてあります)
499MBまで無料
こちらのSIMは毎月499MBまでならば無料で利用することができます。自宅にいるときにはWiFiで利用していますので、モバイルデータ通信を利用するのは外出時に持ち歩いたときだけになります。ここ数日は特にYOGA Tabletを車載して、音楽をBluetoothでカーステレオに飛ばしながらカーナビとしてどこまで使い物になるかチェックしてみました。
特にカーナビに関しては、地図をインターネット上からダウンロードしながら表示するYahoo!カーナビを使ってみました。こちらのカーナビを利用するためには車載しながらインターネット環境に接続しておかないと地図を表示することができません。そこで、今回購入した0simの出番となります。
数日間のデータ通信量は下記の通りとなりました。
やはり、Yahoo!カーナビの地図を受信する程度であればたいした通信量にならないことが判りました。週末のドライブで使う程度であれば、499MBの無料利用の範囲内で済むかもしれません。
音楽を聴くためには、「cartunes」というアプリをインストールして使ってみました。64GBの東芝製SDXCカードに音楽ファイルを詰め込んで、YOGA Tabletに差し込んであります。SDXCカードはそのままでは認識しなかったので、FAT32形式でフォーマットし直してから音楽ファイルをコピーしてあります。タッチパネルをジェスチャーで操作することができるので、小さなボタンを探す必要がなく便利です。
正直、YOGA Tablet自体は2万円前後で購入できるので、カーナビ専用機よりもかなり安いです。これだけタブレットで代用できるようになってきたことを考えると、これから先のカーナビはかなり厳しいのではないかとも思いました。
【2016年1月16日追記】
1月も半年が経過しました。ちょうど利用したデータ通信量は250MB程度で、このままのペースで使っていけば無料の範囲に収まるかもしれません。
たとえ、500MBを超えても、そんなに高くはないので、何とかはなりますが、無料の範囲でどこまで使うことができるかトライしていきたいと思います。
【2016年3月7日追記】
相変わらず、YOGATabletでゼロSIMは使い続けています。普段の利用はタブレット端末をWi-Fi環境で使っているので、0SIMは外出先でのWeb閲覧やメールの送受信程度にしか使っていないため、さほどの利用量になっていません。0SIMの使いみちとしては良い選択だったと思います。
【2020/03/21追記】
0simサービス終了
今まで0simを使い続けてきましたが、とうとう2020年8月31日をもってサービスが終了されてしまうことが発表されました。SIMを差し替える必要もなくNUROモバイルへ乗り換える仕組みが提供されるようですが、私自身は乗り換えないつもりです。
【2021年2月22日追記】
0simに代わるサービスが登場!
2020年4月から本格的にサービスを開始した楽天モバイルのRakuten UN-Limitですが、2021年4月以降からの新料金プランが発表されました。なんと、1GBまでの通信が無料でできます。
1GBを超えても3GBまでならば980円、20GBまでなららば1980円、20GBを超えたあとは無制限で2980円という料金体系です。(楽天回線エリア外は最大1Mbpsで使い放題)
正直、0simを大きく超えるメリットをもって新プランが発表されました。気を付けなければいけないことはドコモなどのSIMロックがかかっているスマホやタブレットなどでは利用することができない点です。楽天モバイルで対応機種を確認してから入手すると良いと思います。
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