東京ディズニーリゾートのパスポートが値上げ

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2月8日にオリエンタルランドから東京ディズニーリゾートのパスポートが2016年4月から値上げすることの発表がありました。東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの両方が値上げの対象です。

ディズニーランドかディズニーシーのどちらかで一日楽しむことができる1dayパスポートは大人で500円の値上げです。これで、大人税込7400円になります。

今回で三年連続の値上げとなり、トータルで1200円も値上げしました。週末や連休などのディズニーリゾートは、とても混雑することも多く、来園した人に夢を与えるどころか、混雑にウンザリとさせてしまうところもあり、値上げが必要な部分もあるのかもしれません。

公式にはアトラクションの整備やパレードの充実で入園者の体験価値を向上させるためとしています。

今回の値上げでは、1dayパスポートや年間パスポートなどは値上げの対象となりますが、スターライトパスポートやアフターシックスパスポートの値段は据え置くとしています。やはり、混雑するときのピーク性が高すぎるので、夜の空いている時間帯は有効にゲストを増やしたい考えがあるように思います。

つい先日、日曜日にディズニーランドに行きました。2月は寒いことや長期連続休暇に重なりにくいこともあってか空いている月であること、そして日曜日は土曜日に比較すると空いていることから、その日を選びました。

少し離れているところに住んでいる人から見ると、翌日から会社や学校があることを思うと、日曜日には来園しにくい部分もあるのではないかと思います。

こんなこともあって、朝から比較的、この日は空いていたのですが、午後のパレードが終わったあたりから、さらにゲストの数が減っていき、午後4時過ぎには、あまり体験したことがないほど空いていました。このような時間帯にスターライトパスポートで誘客したいことは、よく理解できます。

日中に利用できるパスポートの値段があまりにも高くなってきたので、昼間は混雑が緩和されて、夕方以降のチケットで入園する人が増えるのではないかと想像しています。

【2016/02/14追記】

東京ディズニーリゾートでは、サービス産業生産性協議会が実施している日本の小売サービス業32業種・上位企業約400社を対象にした日本最大規模の消費者調査で、2013年度まではCSがトップであったにもかかわらず、2014年から顧客満足度の順位が減り始め、2015年にはベスト10圏外にまで落ちてしまったそうです。

値上げされたことに加えて、お客さんを詰め込みすぎたことなどが顧客満足度低下に結びついているのではないかという記事になっていました。世界のディズニーリゾートと比較すると、東京ディズニーリゾートは値段が少し安いという報道もあるので、やはり更なる値上げを通して昼間帯ピーク時のお客さんの数を抑制し、お客さんの満足度を高めるような努力が必要になってくるのでしょう。

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米ディズニーは混雑度に応じた価格体系に変更

米国のディズニーランドでも1日チケットの新しい価格体系が発表されました。混雑する日には高くなり空ている日には安くなる、全部で3段階の価格体系が導入されます。フロリダ州のウォルトディズニーワールドとカリフォルニア州のディズニーリゾートの混雑を平準化することが目的です。

ディズニーワールドのマジックキングダムクラブの1日チケットの料金は、9月などの比較的空ている時期には105ドル、通常の時期には110ドル、春休みや夏休みの繁忙期には124ドルになります。

混雑しているときにしか行けないゲストもいますが、混雑しているのに高いお金を取られてしまうというのは少し納得がいかない場面もあるかもしれません。

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