マツダがミニバンの生産・開発から撤退する方向で検討中

当サイトの記事には広告が含まれます

プレマシー マツダ

Yahoo!ニュースを読んでいると、マツダがミニバンの生産・開発から撤退する方向で検討していることが報じられていました。マツダは現在、MPV、プレマシー、ビアンテの3種類のミニバンを販売しています。プレマシーについては日産にもOEM提供されており、ラフェスタ ハイウェイスターとしても販売されています。

日本では家族もちはミニバンを買うというのが恒例になっていて、それなりにミニバンの販売が好調だったと思うのですが、マツダはCX-9などのスポーツ用多目的車(SUV)へ注力する方向で検討しています。日本も少子高齢化が進んできたこともあり、ミニバンの需要にももしかすると踊り場に来ていることを予見しているのかもしれません。

マツダは平成22年には国内でミニバンを4万4000台売り上げていました。ところがその五年後の平成27年には国内販売が1万1千台まで落ち込んでしまいました。5年間で1/4まで減ってしまうというのはかなりの減少です。売れ行きが伸び悩んでいるのはメーカー間の競争激化によるものだとしています。

日産も経営資源を集中するために低屋根型の自社でのミニバン開発は終了して、マツダからラフェスタのOEM提供を受ける形となっていました。

LAFESTA HIGWAYSTAR

今後は低屋根型のミニバンから撤退するのか、自社で新しく開発するのかが気になるところです。高い屋根のミニバンについては日産はセレナというベストセラーモデルがありますので、あまり売れ行きが芳しくなかった低屋根型にはもう固執しないのかもしれません。

マツダはまだミニバンからの撤退に関しては公式には発表していません。今後、どのくらいの時期に発表するのかが気になります。2017年中に撤退するのであれば、そろそろ公式に発表があっても良いのかもしれません。

コメント