WordPressは動的にページを生成するため、MovableTypeと比較してどうしてもページの表示に時間がかかり、センターのサーバーにも負荷をかけてしまいます。そんな負荷を少しでも軽減してくれるので、Cacheをしてくれるプラグインです。動的に生成されたページをセンターサーバ上に静的にキャッシュして、次のアクセスでは静的にキャッシュされたページを読み込むことにより表示速度の改善とセンタサーバ負荷の軽減を図ってくれます。
キャッシュをしてくれるプラグインはいろいろな種類があります。その中で以前からQuickCacheというプラグインは設定もシンプルで人気がありました。また当初は無料バージョンしかありませんでしたが、機能追加が行われていく過程で、有料バージョンもできました。有料バージョンではパソコン向けのページとモバイル機器向けのページを別々にキャッシュできる機能を持っています。
しかし、途中からZen Cacheという名前に変更されて価格体系も変わりました。QuickCacheのときに有料版を利用していたユーザーはそのままZen Cache Proへ移行することができました。こちらが移行したときの記事になります。
これが去年の4月のことでしたが、まだ1年も経っていないのに、またZen Cacheの名前が変わることがアナウンスされました。今度の名前は、Comet Cacheです。
今回もZen cacheのProバージョンを利用しているユーザーは、Comet CacheのProバージョンにそのまま移行できる特典がありましたので、この特典を利用して移行しました。
Proバージョン間の移行方法については、こちらの公式サイトで案内されています。
上記サイトの手順でComet Cacheをダウンロードしインストールしたあと、Comet Cacheを有効化したタイミングで自動的にZen Cacheの設定はComet Cacheに引き継がれます。そして、Zen Cacheは自動的に無効化されました。
設定項目を見た限りではさほど多くの変化は見つけられませんでした。ただ、今後のアップデートは、Comet Cacheに対して行われますので、早めに移行をしておいた方が良いのではないかと思います。
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