コストコの入間倉庫店で買い物をした後、新青梅街道を東京方面に向かって走っていると、小平の付近で道の左側に角上魚類があるのを見つけました。新潟県の寺泊に本社がある魚屋のチェーン店です。江戸時代から地元の個人鮮魚店や旅館などに魚を卸していましたが、その後、消費者に直接販売する小売りをはじめました。
最近、角上魚類に関して書かれたブログの記事が、なてなブックマークの人気エントリーに入っていたのを思い出して、時間に余裕もあるので寄ってみることにしました。
午後2時頃でしたが、人気のお店なので駐車場も混雑しています。運良く、第二駐車場で出て行くクルマがあったので、すぐに停めることができました。
店内
店内に入ってみると、あっちもこっちも魚です。しかも、素人目で見ても、新鮮そうです。ブログで紹介されていた通り、満遍なく魚を取り揃えるのではなく、そのときの旬の魚など、美味しくてお得な店が客に売りたい魚を置いているというのは納得できるような品揃えでした。
シラスやチリメンジャコが複数の種類、売られていました。自宅で簡単に「とびっちよ」の味を再現できそうです。別のコーナーでは生しらすのパックも販売されていました。生しらすはすぐに鮮度が落ちてしまうので、海に近くない魚屋で取り扱うのは難しいものとばかり思っていました。
こちらのショーケースでは釜揚白魚、しらす干しが販売されています。
さんまの開き、さんまの丸干し、カマス開きなど、干した魚の種類が豊富でした。かますの開きにいたっては税抜190円、小田原や三崎などの産地にあるお土産屋さんの値段と比較すると、びっくりするほど安いです。
はたはたの丸干しも美味しそうです。こんなにいっぱい入っていて税抜230円というのは破格ではないでしょうか。
こちらは、子持ちシシャモです。
いかにも新鮮そうな産地直送の魚も多数、販売されています。
マグロの切り落としは意外と販売価格が高めでした。
ズワイガニも値段はお手頃なのですが、少しサイズが小さいです。
こちらは干物のコーナーです。赤魚開き、いわし開き干し、ホッケ開きなどが並べられています。
西京漬も種類が多いです。スーパーでは鮮度の落ちてきた魚を調理して売ったりすると聞いたことがありますが、角上魚類ではどんなオペレーションをしているのかが気になります。
こちらはイカのコーナーです。
こちらは、鯨のコーナーです。
生にしんや「いさき」などがあります。
こちらで生シラスが販売されていました。お店の奥の方の冷蔵棚です。
こちらはエビや帆立貝などが売られています。
今回は、サンマの丸干し、アジの刺身、タコの唐揚げ、ひじき等々を購入しました。お寿司も美味しそうでしたが、今回は我慢です。
また、機会を作って行きたいお店です。
【2016年4月24日追記】
角上魚類のことを調べていると、ある番組で面白いことを紹介していました。新潟のセリ市場は価格を徐々に下げながら競る方式をとっていて、一般の魚屋は角上魚類が大量の買い付けをする前に手を挙げざるを得ないので仕入れ値が高くなってしまうのだそうです。番組を見ていると値段を下げていく中で競りに参加している人が徐々に買い付けを行っていくのに対して、角上魚類は最後の方で突然競り落として大量に買い付けを行っていました。
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