新大宮バイパスは国道17号線のバイパスです。旧来の国道17号線の混雑緩和をはかるために計画されました。
新大宮バイパスは以前は国道16号線と交差する地点までしかつながっておらず、その先は国道16号線と併用する形で国道17号線に接続される構成になっていました。しかし、国道16号線から先についても徐々に延伸されています。
国道16号線と交差する地点よりも先は上尾道路と呼ばれています。今までは本当に途中で終わってしまっていたので、清河寺温泉に行くときぐらいしか使うことがありませんでした。
ところが2016年4月29日に新たに4.2Kmの区間が開通し、圏央道の桶川北本インターチェンジに接続されたのです。これで新大宮バイパスから圏央道までが直結されました。上尾道路の利便性が非常に良くなったことになります。今後、熊谷バイパスまでが直結されれば、新大宮バイパスから上尾道路、熊谷バイパス、深谷バイパス、上武道路が接続されて、関越道を利用せずとも前橋や渋川以北へのアクセスが非常に良くなります。
今回は上尾道路の終端から県道57号線、県道32号線、県道77号線等を利用して熊谷バイパス、深谷バイパス、上武道路を利用してみました。
実際にドライブをしたのはゴールデンウイークまっただ中の5月4日です。朝9時過ぎに新大宮バイパスを走っていて、上武道路の終端にはちょうどお昼頃には着いていたのではないかと思います。コンビニなどで何回か短い休憩をとりました。深谷バイパスから上武道路が分岐するところが混雑していましたが、それ以外の箇所は特に目立った渋滞はありませんでした。
上尾道路は国道16号線との交差をした始点部分が以前は一車線で分岐していたと思うのですが、二車線で分岐していました。そこから先も以前は一車線道路でしたが二車線に拡幅されていました。中央分離帯の部分はまだ広大な土地がありますので、ゆくゆくは首都高速道路埼玉大宮線が延伸することも想定しているような気がします。
東北方面に行くときの新4号バイパスも素晴らしい道だと思いますが、もしも上尾道路が全通したら、国道17号のバイパスも非常に利用しやすくなるのではないかと思います。関越道の混雑緩和にもつながり、良い効果が期待できるのではないでしょうか。早く熊谷バイパスとの接続が実現して欲しいです。
コメント