Windows10の無料アップグレードが7月29日に終了

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マイクロソフトはこの7月29日までの期間についてはWindows7以降の利用者を対象にした、Windows10への無料アップグレードを実施しています。7月30日以降になると119ドルかかります。

現在、Windows10を導入した端末数は世界で3億台を突破しています。4月の世界のパソコンOS市場に占めるWindows10のシェアは15.3%です。Windows8.1とWindows8の合計シェアは上回っていますが、圧倒的に多くのパソコンがまだWindows7を利用していることになります。マイクロソフト社としては3年以内に10億デバイス突破という目標をかかげていますが、あと3ヵ月弱となった無償アップグレード期間の最後の追い込みで、どの程度のパソコンがアップグレードするかに注目したいところです。

7月30日以降に、119ドルというかなりの金額を払って、Windows10にアップグレードする人はさほど多くは無いと思われます。しかし、今後は新たにパソコンを購入した場合に搭載されるOSはWindows10ということになりますので、Windows7パソコンからの買い替えが進めばWindows10のシェアも徐々に増えるのかもしれません。

私自身、メインで使っているノートパソコンのOSをWWindows7からWindows10に無償アップグレードしました。現在、Windows10環境でパソコンを使っています。確かに色々と機能は増えましたし、スタートメニューのカスタマイズの幅も広がったと思いますが、実際のところはWindows7程度の機能しか使いこなすことが出来ていません。逆に言えば、その程度の機能で十分なのかもしれません。むしろ、コントロールパネルなどの配置がWindows7のときとかなり変わってしまったので、必要な機能がどこに実装されているのかを探すだけでも大変になってしまいました。

パソコンのOSはインターネット接続やパソコン自体の動作が安定してできれば、それで十分なようにも思います。以前、Windows3.1のときにはインターネット接続するために別売りのいくつかのソフトウエアを購入しなければいけなかったのに対して、Windows95では安価なオプションパッケージのPlusを購入することでインターネットブラウジングが簡単にできるようになりました。このときは、Windows95の発売を待ちわびた人がこぞって購入するような状況にありましたが、2016年となった今、OSにそこまでの期待感を抱かせるような追加機能はもはや残されていないようにも思います。

他にもいくつかパソコンを持っていますが、このままWindows7で運用するのか、この最後の無料アップデートのチャンスでWindows10に乗り換えるべきなのか決断しようと思います。

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