須走から富士山の五合目にクルマで行って眺望を楽しんだあと、今度は冨士浅間神社にお参りに行きました。駐車場も完備しています。全国にある浅間神社の一社です。2013年に富士山が世界文化遺産「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」として登録されたときに、こちらの神社も構成資産の一つとして世界文化遺産に登録されました。
この日はとても暑かったのですが、一歩足を踏み入れると、ひんやりとした空気に包まれました。パワーを感じる場所です。
水量がとても多い滝もありました。「信しげの滝」という名前です。
鳥居には「富士山」ではなく「不二山」と書かれていました。
不二山とは「二つも無い(=不)、綺麗で偉大な山=富士山」という意味です。
狛犬は全部で三匹います。右側に二匹、左側に一匹です。富士塚の狛犬と呼ばれているそうです。諺に「獅子は我が子を千尋の谷に突き落とす」というものがあります。生まれた我が子に厳しい試練を与え、這い上がれるか否か、その器量を試すことで一人前に育てることが出来るという意味で、この諺に倣ったものと伝えられていると公式サイトで解説されていました。
足の岩場は溶岩石で築かれています。富士講信仰の特徴の1つ「小さな富士山・富士塚」を模して造られたものとのことです。
こちらが楼門の解説です。
長壽亀石もありました。
【2020/02/21追記】
富士吉田市に北口本宮冨士浅間神社があります。創建1900年と伝わり、日本武尊が東方遠征の際に富士の北方より拝せよと命じられ祠を建てて祀ったのが始まりとされています。山梨県富士吉田市上吉田5588、富士急行富士山駅より徒歩15分とのことなので今度行ってみたいと思います。
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