ソニーが6月13日に2017年3月末をもって銀座ソニービルの営業を休止し、ビル自体を取り壊すことを発表しました。跡地は2018年から2020年まではイベントスペース(銀座ソニーパーク)として開放されて、その後はまたビルを建築し、2022年にオープンすることを予定しているそうです。
銀座ソニービルは1966年(昭和41年)にオープンしました。それから50年間、銀座の一等地で営業を続けてきたことになります。
2020年には東京オリンピックが開催されるので、ここに向けて新しいビルを建築すれば良いとも思うのですが、そうはせずに、一時的にイベントスペースとして開放するというのは面白い試みだと思います。
東京オリンピックが行われる前から海外の人が日本に来るようになるので、あまり銀座の街で大きな工事などはしたくなかったのかもしれません。ならば、もっと早い段階で取り壊し、新築工事をすれば良かったかもしれませんが、ソニー自体が経営危機を乗り越えていたので新たな投資を進めるのも難しかったのでしょう。
現在、ビルの中で営業しているソニーのショールーム、ソニーストア銀座は2016年8月28日に、そしてソニーイメージングギャラリー銀座は2016年9月8日に営業を終了します。そして、銀座4丁目にある「GINZA PLACE」ビルにに移転して、16年9月24日にオープンする予定となっています。
昔、学生の頃に銀座に行った際にはソニービルによく立ち寄っていました。そんな街のシンポルがなくなってしまうのはとても残念ですが、2022年に完成する新しいソニービルに期待したいと思います。
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