任天堂のPokemon Goは一部の国で先行的に公開されて大ヒットしています。このヒットにより任天堂の株価はうなぎ登りとなり、一時は時価総額がSonyを抜くまでになりました。現時点ではアメリカ、カナダ、ヨーロッパの大半の国など30カ国で公開されています。すでに、アクティブユーザー数がTWITTERを超えてしまったということなので、ものすごい人気だと思います。
残念なことは任天堂は日本の会社のはずなのに、そのお膝元である日本ではまだ公開されていない点です。7月いっぱいには公開されるのではないかと言われていましたが、一部には本日(7月20日)公開ではないかという報道もありました。
任天堂によればゲームを処理しているサーバーの容量が逼迫しているため、この増設工事を繰り返しているのだといいます。このサーバーの容量に余裕ができるまでは、日本のユーザーは待ちぼうけという状況になります。
Pokemon Goではスマホの位置情報を使ってゲームが進行します。
利用者は街の中を実際に歩きながらジムなどをまわり、ポケモンを戦わせたりします。このジムがある場所はパートナー企業の特定のお店であったりして、そのお店からしてみれば、お客さんがたくさん来店するという効果が現れます。日本ではマクドナルドの店舗などがパートナーになっていると報道されています。
また、すでに日本国内でPokemon Goを利用している方が増えてきているという情報もありました。日本のiTunes Storeではなく、米国のiTunes Storeにアカウントを使ってアプリをゲットする方法です。
(リンク先無効)http://buzz-plus.com/article/2016/07/18/pokemon-go-japan/
いち早く楽しみたい場合にはこの方法も有りかとは思いますが、今月中には日本国内で正式公開されることまでは間違えなさそうなので、私は正式公開を待ちたいと思います。
歩きスマホをしてしまう人が増えそうで怖いですが、一方で歩き回ることで運動量が増えて、結果として健康になる人が増えるのは良いことだと思います。これだけの人気が出れば、任天堂はこのゲームをインフラにしていろいろな機能を追加していくはずです。いろいろなお店と提携して、新たなサービスを増やしていけば、可能性は無限に広がることが期待できます。
さらに本日の報道を見ていると、モバイルゲーム市場全体の課金額の中で、Pokemon Goが47%を占めたという記事もありました。無料で遊ぶこともできるゲームではありますが、半数以上の人がお金を払ってアイテムを購入する人も相当数いることになります。
任天堂の株価がどんどん上がることも十分に理解できます。また、Pokemon Goと似たコンセプトの位置情報を使ったゲームアプリも増えるのではないでしょうか。
【2016/07/20追記】
残念ながら21時現在でポケモンgoは日本で発売されていません。また、20日から延期されたのではないかという弱気な報道も現れてきています。今回は事前にリークされてしまったので、ダウンロードやインストール、実際の利用でサーバー等に多大な負荷がかかるかもしれないという理由があるかもしれないですし、またマクドナルドの準備が整わないという予測もあります。マクドナルドの社内メールが流出したからではないかという予測もありました。
急激な利用を避けたいのであれば週末に公開することはないと思いますので、今週の木曜日または金曜日、来週の月曜日以降といったところでしょうか。いつ、公開されるのか待ち遠しく思います。
【2016/07/23追記】
結局、2016年7月22日の午前10時頃にPokemon GOが公開されました。その日のうちにダウンロードして、駅から家に帰る道すがら、使って見ました。やっぱり噂の通り、かなりのスピードでバッテリーを消費していくことが気になります。位置情報を逐次探索する部分でバッテリーを消費してしまうのでしょう。ARをOFFにするとバッテリー消費量が減るようですが、それでも消費量は多いので、何らかの対策が行われると嬉しいです。
あとは、どうしても歩きスマホになっていまうところが課題です。ポイントは出来るだけ公園など、危なくないところに設置するように考慮しているようですが、次にどこに向かうのかを確認しようとすると、すぐに歩きスマホになってしまいます。もしかすると、慣れてくればそんなにスマホの画面を見る必要もなくなるのかもしれません。
近くにポケモンが現れると、ブルッと1回振動します。この振動を確認したらすぐに画面を確認して、ポケモンを捕まえる行動を起こします。歩きながらやっていても、なかなかポケモンを捕まえることができなかったのですが、クルマに乗っているときに助手席で家族に捕まえてもらったら1日で30匹以上のポケモンが捕まりました。
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