「楽天レンタル」のサービス終了を紹介したばかりですが、今度は楽天オークションのサービス終了が発表されました。2016年10月31日をもって終了することになります。また、2017年3月をめどに楽天オークションを運営している子会社を清算する予定です。楽天オークションは楽天が単独で運営しているのかと思っていましたが、実は2005年にNTTドコモと共同出資で運営子会社を作ってサービスを開始させました。現在は国内第二位のシェアを持っているようです。
もちろん国内オークション市場の一位はヤフーオークション(ヤフオク)です。オークションの場合は出品者の立場から考えると、少しでも多くの人の目に触れてほしいと思いますので、どうしても規模の大きなオークションに出品します。逆に落札する人から見ても出品数の多いオークションに人が集まりますので、どうしてもシェア1位のオークションに人が流れ込んでしまうのではないかと思います。しかし、サービス終了を発表しなければいけないほどの運営状況だったとは思ってもみませんでした。
しかし、楽天ではフリーマーケットアプリの「ラクマ」を2014年から開始しており、こちらは2016年の2月に楽天オークションの流通総額をうわまったそうです。したがって、個人間の取引に関しては「ラクマ」に移行を促すことになります。ラクマでは最近、パソコンからでも商品を出品することができるようになったので楽天オークションの機能に近づいたことも楽天オークションの終了を決断する契機になったのではないかと思います。
オークションサービスの場合は出品してから終了するまでを見届ける形になるため、下記の流れで段階的にサービスが利用できなくなります。
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2016年8月4日(木) 15:30
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新規出品者登録の停止新規ショップ登録の停止
- 2016年9月1日(木) 0:00
- 新規出品の停止
- 2016年9月15日(木) 0:00
- 新規取引の停止(入札・落札が出来なくなります)
商品の検索停止
- 2016年10月15日(土) 0:00
- 取引完了期限
- 2016年10月31日(月)
- 取引代金の最終出金日(サービス終了)
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2017年3月10日(金) 10:00
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取引履歴の閲覧停止
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