最近、韓国SAMSUNG社が発売し人気を博していたGALAXY note 7に関する報道を頻繁にみるようになってきました。その理由はバッテリー発火事故によるものです。
バッテリー発火事故はApple社をはじめ他の会社の製品でも発生して話題になることがありましたが、大規模なリコールの上に返金や生産停止といった事態までになった例はあまり聞いたことがありません。
SAMSUNGでは9月上旬に250万台のリコールを発表しました。しかし、リコールが終わった製品でも発火事故が発生してしまいました。他者から納入させたバッテリー自体に問題があるのであれば、リコールによりバッテリーを交換した時点で直るはずですが、リコール後も事故が起こってしまったのだとするとSAMSUNGが設計した本体側にも何らかの問題がある可能性もあります。
ちなみに搭載されているバッテリーは3500mAhのリチウムイオン電池です。大容量という報道もありますが、タブレットとしてはさほどの大容量とも言えないような気がします。リコール前はサムスンSDIが製造したものだったようですが、リコール後はATL社製になったそうです。公式の原因発表がないので報道されている原因は予測でしかないですが、電源管理の回路の欠陥、絶縁体の不良、プロセッサの問題などが噂されています。
SAMSUNGでは通信事業者に対して販売や交換を停止するように求め、利用者に対しても電源を切って使用を中止することを周知しています。また、10月11日にはGALAXY note 7の生産中止をSAMSUNGでは決定しています。
私の身の回りでは、Galaxy Note 7を使っている人がいないので、どれほど危ないものなのか知るすべもありません。ネットで情報を調べてみても、日本国内に住んでいる人で購入した人はさほどはいないようです。日本では未発売だったので海外から並行輸入したものを入手できた人のみが持っているようです。
こちらで購入のレポートをアップロードされている方も、返品の手続きを進めていることを記事にされていました。
SAMSUNGの公式サイトを確認してみると、下記の発表が目立つように書かれていました。
海外やオンラインでお買い求めになった「Galaxy Note7」(日本未発売)をお持ちで日本国内でご利用の方は、交換前・交換後に関わらず電源をお切り頂き、購買された海外等のお店にご連絡をして頂くか、弊社カスタマーサポートセンターまでご連絡を頂きますようお願い申し上げます。
なお、海外で発売した「Galaxy Note7」が対象であり、現在日本国内で販売中の「Galaxy S7 edge」をはじめとする各Galaxy製品に関しましては全く問題ありませんので、今後も引き続き安心してご使用いただけます。引き続き、Galaxy製品をご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。
Galaxyカスタマーサポートセンター
0120-363-905 (9:00 – 20:00)
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