初回登録時から5回目の車検の時期がやってきました。オートバックス、イエローハット、車検館、ディーラー等、いろいろなところから電話がかかってきたり、ハガキが来たりします。
最初はディーラーで車検
最初の車両についている保証があるうちはディーラーで車検に出していました。ディーラーに車検に出すと、リコールやサービスキャンペーンで該当のものがあると一緒に対応してくれますし、もし保証部分で修理が必要になったときは無料で対応してくれます。
次からは車検館を利用
ただ、7年目の車検からは車両に付いていた保証も切れたので、車検専門店の車検館に出していました。ディーラーも昔に比べれば安くなったと言いますが、やはり車検館は格段に値段が安いです。
そんな車検館で車検を二回受けたあと、今回の車検を迎えることになりました。車検館の場所は少し遠かったので、もう少し近くに良さそうなお店がないかと探してみると、カーコンビニ倶楽部に加盟している昔からの整備工場を見つけました。
自動車整備工場の車検
試しにこちらの整備工場で車検の見積もりを取ってみることにしました。楽天車検などを通さずに、整備工場に直接電話をして、いつ頃なら空いているかを聞いてみると、その日の午後には空きがあるということだったので、その時間に予約を入れて現地まで行ってみました。
昭和の香りも漂う、街の昔からある自動車整備工場です。あまり、派手な看板もありませんので、個人相手の仕事だけではなく、ディーラーからの発注なども受けているのかもしれません。
約束の午後2時に整備工場へ到着です。事務所のスペースがあったのでそちらに行ってみると事務の方がいました。車検の見積もりで予約をとったものだと伝えると、すぐに記入用紙を持ってきてくれました、カーコンビニ倶楽部の共通様式でした。口頭で、前回のエンジンオイルはいつ頃入れ替えたか、バッテリーはいつ頃交換したか、クルマは通勤等で利用しているか等を聞かれました。
記入が終わると、車の点検に一緒に立ち会ってほしいということです。ディーラーや車検館では特に点検に立ち会うことはなく見積もりが出てきた後、いらないと思うようなものを抜いていく方式でした。しかし、こちらの整備工場では持ち上げられたクルマの下に整備の人と一緒に入って、整備項目に従って一つずつ一緒に見ていく方式になっていました。
丁寧な事前説明
整備士の人は1つずつ丁寧に説明してくれます。
- ブレーキローターが錆びていますが今回は交換しなくても大丈夫でしょう。次回、プレーキパッドを交換するときは磨くか交換をすると良いでしょう
- ショックアブソーバーはオイル漏れはありません
- 燃料タンクに傷はありません
- 後輪のブレーキパッドは残り2㎜なので念のため取り替えておいた方が良いかもしれません
- エンジンオイルはまだ綺麗です
- ダイナモのベルトは劣化が進んでいますが、ひび割れはありません。今回は交換しなくても大丈夫です。ただ、そろそろ交換が必要だということは意識しておいてください
- ブレーキシリンダーにはオイル漏れがあるので車検を通りません。今回の交換の対象として見積もりに加えておきます。
- ブレーキシリンダーを交換するとブレーキフルードの交換も必要になりますので見積もりに入れます。
といった形で非常に丁寧に説明をしてくれました。
過剰な整備が必要だということもなく信頼をおける対応でした。ブレーキシリンダーにオイル漏れがあったので、シリンダーとブレーキフルードは交換になります。
税金も含めた総額で10万円ほどの見積もりでした。15万Kmを超えていたので、それなりの出費を覚悟していたのですが、いつもと同程度の金額に抑えられて良かったです。
基本料金・部品代・技術料とも安めの価格設定
今までの見積もりと比較してみたのですが、部品代も技術料も、そして基本料金も全体的に安めの価格設定でした。
車検館では1時間ほどで整備と車検が終わりますが、こちらの整備工場では、朝のうちにクルマを預けて夜には整備と車検が終わっているという段取りになるそうです。会社に行く前に入庫して平日で終わらせてしまうのも手かもしれません。
まだ車検を受けるまでには1か月ほどの猶予がありますので、ほかのお店でも見積もりをとってみようと思います。
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