PHPのバージョンを7.1にしたらWORDPRESSが高速化された

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このブログはさくらインターネットでレンタルサーバーを借りて、WORDPRESSをインストールしたうえで運営しています。さくらインターネットとWORDPRESSは今ひとつ相性が悪いのか、レスポンスが悪いことに悩んでいました。一時期はほかのレンタルサーバーに移ろうかとも思ったのですが、それはそれで移行が大変なことからためらっているまま、時間が過ぎました。

先日、さくらインターネットのコントロールパネルにあるお知らせに目を通していると、PHPの新しいバージョンである7.1を利用可能にしたことを発表していました。かなり親切なお知らせ内容になっていて、PHP7.1にすると何が嬉しいのかも詳しく解説されています。

PHP7の最新バージョンであるPHP7.1は、PHP5と比較してPHPアプリケーションの実行速度が高速化しており、WordPressなどをご利用中のお客様のウェブサイトをより速く表示することが可能です。

何やらWordPressが速くなりそうです。ちなみにWordPressはバージョン4.7以降でPHP7.1に対応しています。Concrete5はバージョン8以降でPHP7.1に対応しています。

さくらインターネットではコントロールパネルから簡単にPHPのどのバージョンを利用するのかを選択することができます。

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PHP7.1へアップデート

そこで物は試しということで、PHP7.1を選択して見ました。すると、特にWORDPRESSの管理画面で画面を切り替える際のレスポンスが格段によくなっていることに気がつきました。

一通りWORDPRESSをいじってみましたが、特にエラーが出るようなこともないようです。ページの閲覧についても問題がありませんので、このままPHP7.1でこちらのブログは運営をすることにしました。セキュリティ的にも適時バージョンアップが繰り返されていますので、新しいバージョンを利用した方が安心なのではないかと思います。さくらインターネットではではPHPのバージョンを4も選択することができますがこちらはすでに開発チームのサポート自体が終わってしまっていますので、早急に新しいバージョンに乗り換えた方が良いとさくらインターネットでもアナウンスしています。

【平成29年1月21日追記】

メリットとデメリット

PHP7にアップデートした場合のメリットとデメリットがこちらでわかりやすく紹介されていました。

いつWordPressをPHP7にすべきか?
WordPress4.7のリリースに合わせ、WordPress.orgの推奨環境が変わったのはご存知だろうか。…

このサイト自体は現時点、プラグインやテーマの動作も含めて問題は出ていません。

【2017/8/12追記】

プラグインでエラー発生

不具合が見つかりました。UpdraftPlusというWORDPRESSの環境をバックアップしてくれるプラグインがあります。このCRONジョブを今まではWORDPRESSの疑似CRON環境で使っていたのですが、サーバーの負荷が高くなってきたので、レンタルサーバーのCRONでwp−cronをたたくようにしました。

すると、こんなエラーメッセージが出て実行できなくなってしまいました。

BEGIN failed–compilation aborted at /home/xxx/xxx/xxxxxx/wp-content/plugins/updraftplus/includes/get-cpanel-quota-usage.pl line 9.

さくらインターネットのコントロールパネルからPHPのバージョンを7から推奨の5に落としたところ、エラーメッセージは出力されなくなりました。

⇒その後、Updraft Plusそのものもアップデートされたので、PHPを7にしてもエラーは発生しなくなりました。

【2022年7月31日追記】

さくらインターネットの新サーバーへ移行

さくらインターネットの新サーバーへ移行しました。爆速化されて非常にページの表示が速くなりました。こちらで紹介しています。

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