ビックカメラとソフマップが今までと違うMacの販売方法を始めました。2年ごとに最新のMacを使い続けることができるというプランです。その販売方法はMacアップグレードプログラムと言い、そのときの販売価格から2年後の推定買取価格額を引いた金額を分割で支払う方式になっています。
2年後の最終回の支払い時には下記のプランから一つを選択することができます。
- その時点で新しいMacに買い替え
- 残価を払い切ってそのまま使用中のMacを使い続ける
- 使用中のMacを返却して終了する
クルマにも残価を決めて購入する仕組みを取り扱っているディーラーがありますが、それに似ています。
ビックカメラグループ独自の「安心サポート for Mac」も付いているので、本体の初期設定、アプリケーションのインストール、データ移行などを任せることができるそうです。
本体初期設定
ユーザーアカウント登録を行い、初期設定を行います。周辺機器設定
周辺機器(1台)の設定を行います。
※周辺機器は別途お買い求めくださいApple ID設定
新規作成での登録、既存IDを新しいMacへ登録変更を行います。Microsoft Office設定
マイクロソフトオフィスの初回設定を行います。メモリ増設
メモリ増設を行います。
※メモリは別途お買い求めくださいソフトウェアインストール
ソフトウェア(1本)をインストールいたします。
※ソフトウェアは別途お買い求めくださいiCloud設定
Apple IDの入力を行い、iCloudを設定します。メール登録・設定サービス
フリーメール(Gmail)などの新規発行・メールソフトへの設定を行います。トラブル診断
サービスサポートカウンターで専門スタッフが診断を行います。どちらかをお選びください
電話サポート
購入から24ヶ月間、電話サポート(Macとその他の周辺機器についてのサポート)がご利用いただけます。データ移行サービス
ご加入時、1ユーザー分のデータを10GBまで別のパソコンにデータを移行いたします。(10GBを超える場合は、10GB毎に1,000円追加)
さらに、「AppleCare Protection Plan」が付いていますので、もしも本体や付属品が壊れてしまった時の修理も安心です。
二年間の月賦払いになるので月々の支払い額が安価になるのは魅力ですが、総額ではサポートサービスが充実しているぶんだけ価格が上がっていることになります。特に自分で設定などができてしまう人にとっては割高になってしまうかもしれません。
2月17日から本プランはスタートしています。ビックカメラにとってはサポートサービスで売り上げが確保できるほか、2年ごとにお客さんに買い替えを行なってもらえる可能性が増えます。逆に消費者にとってみれば、大手キャリアからスマホを購入した時のような安心感が手に入るところがメリットになるのだと思います。今後、このようなプランがスタンダードになっていくのかどうか気になるところです。
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