Amazonプライムビデオで何か作品を見ようとタイトルを探していると、「今度は愛妻家」という邦画を見つけました。豊川悦司と薬師丸ひろ子が出演しています。調べてみると、2002年、2006年、2014年にはそれぞれ舞台化されており、また2010年にはこの映画が公開されています。
前半は奥さんに興味を示さない、しかも仕事も家事もしないぐーたらな亭主(豊川悦司)と旦那にいろいろちょっかいを出したり、トマトは健康に良いと言って無理矢理食べさせようもしたり、にんじん茶を飲ませようとする奥さん(薬師丸ひろ子)の何気ない日常の話で始まります。
何も予備知識なく映画を見たのですが、映画のタイトルから言えば、途中まではグータラ亭主だったのに、何かをきっかけにして愛妻家になるというストーリーになることは、だいたいあたりがつきます。
ところが、まさか後半のこんな展開が待ち受けているとは、全く予想していませんでした。前半部分でその結果につながることで後から考えれば納得できる部分が多くあるのですが、前半ではそんなものかとあまり深く考えていませんでした。
DVDのパッケージを見ると、
- このまま消えないでくれ
- もう一人で暮らせるね?
- 夫婦には「さよならの前に、やらなければいけないことがえる」
というキーワードがのっています。これも映画を見終わってから読み返すと、映画を見る前の印象と全く違ったものとなりました。
この作品、映画なのでこのような形で描くことができていると思うのですが、演劇ではどんな作品になっているのかも、気になるところです。
こちらがDVDです。
原作はこちらです。
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