日本国内におけるiPhoneの販売に関しては、最初にセンセーショナルにソフトバンクが取り扱いを始めました。
その後、auが取り扱いを始めて、最後にNTTドコモが販売を開始しました。ソフトバンクはiPhoneを取り扱い始めたことで多くの契約を集めています。
私自身はソフトバンクが2008年7月にiPhone3Gの販売を始めた当時にソフトバンクと契約してiPhoneを使い始め、iPhone4sまでソフトバンクで利用しています。
その後、NTTドコモが取り扱いを始めた際にMNPで乗り換えてiPhone5sを使い始めました。端末が一括ゼロ円という条件でしたので、毎月の通信料の支払額は月々割分だけ差し引かれていて、3000円以下となり非常に家計的にも助かりました。
月々割が終わった2年後にはiijmioの格安SIMに乗り換えました。月々の支払額がさらに安くなっています。この時のiPhone5sは今でも愛用しています。
iPhoneは自社にユーザーを呼び込む上では大きな効果がありましたが、各社にとってはアップル社の販売代理店のようになってしまって、自社の特色は出しにくくなってしまいました。この状況について日経ITProが記事にしていました。消費者にとってみては、どこのキャリアと契約してもあまり大きな違いも無くなって来ました。以前であれば、利用できる地域にNTTドコモに大きなアドバンテージがありましたが、現在では各社も肉薄して来ています。
このようにiPhoneが廉価に市場に出回った結果、日本国内ではiPhoneのシェアが非常に高くなりましたが、各社が自社の色を出して展開できるandroidスマホの販売がふるいません。
ただ、今後は変化が出てくるかもしれません。高いシェアを維持していた日本国内でのiPhoneも少しづつ陰りが出てきたためです。一つは総務省の指導により、一括ゼロ円といった極端な割引販売が出来なくなって、iPhoneの端末価格の高さが目立ってきたことです。
また、格安SIMも普及し始めているため、価格の安いandroidの格安スマホが注目されるようになってきました。
これにより、アップル社も従来通りの優位な契約条件を維持することが困難になりそうな気がします。現在は販売台数のノルマまで書くキャリアには課せられていると聞きますが、見直すチャンスが来るかもしれません。
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