噂の東京マガジンの噂の現場を見ていると、小金井市の自然を壊す都道の建設計画を特集していました。50年も前に計画された計画が昨年からまた動き出そうとしているのだそうです。
どんな計画なのかを見ていると、連雀通りを西に走って行ったところの、東小金井駅の南側を過ぎたあたりから、国分寺崖線を突っ切って開発しようとしている3・4・1号線、そして東小金井駅から南に向かって行く道の連雀通りで終わっている道をそのまま更に南に向けて開発し東八道路に抜ける道路(3.4.11号線)を作ろうとしています。

連雀通りは右折車線の増設だけでも快適になりそう
連雀通りに関しては二車線しかない昔ながらの道路であり、歩道も狭く危ない道路ではあります。また、交差点では右折待ちのクルマが道を通せんぼして渋滞が出来やすくなっています。
しかし、右折車線の整備も進んでいて徐々に快適になってきています。あとは東小金井駅の南側、エネオスのガソリンスタンドがある交差点で右折車線が整備されれば随分、渋滞は緩和されるのではないかと思います。新しく道路を作るよりも連雀通りを順次拡幅して行った方が現実的なのではないかと思います。また、3.4.11号線についても道がないから困ったことはあまりありません。こちらも止めてしまって全く問題ないと思います。
この道路が建設されようとしている国分寺崖線およびその崖の下の部分は本当によく自然が残っていて、とても綺麗な場所です。優先して開発する道としては舛添都知事時代に決まったようですが、小池都知事がこの道についてどう判断するかが気になるところです。
【2025年2月17日追記】
3.4.11号線の計画が進展
東小金井駅から東八道路まで南北に計画されている3.4.11号線について、計画が更に先に進んでいるようです。特に注目されている野川公園や「はけ」の自然がどのように守られるのかが明らかになってきました。

実際に野川公園から3.4.11号線の橋脚部を観たときはこんなイメージを想定しているようです。

この道がもしも出来れば小金井街道の混雑などが解消し便利になるとは思います。しかし、多摩地域でも一部の市町村では少子高齢化で人口減が徐々に進みつつあるほか、クルマ離れも進んでいます。
本当に税金を道路建設に使うのが良いのでしょうか。このまま少子高齢化が進めば、税収が落ち込み既存の道路、上下水道、電気、ガスなどのインフラ設備の維持が困難になっていきます。新規の道路はもう作らずに人口を増やすための対策に税金を使うのが優先なのではないかと思います。
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