プレミアムフライデーは月初の金曜日が良いと思う

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毎月、最終金曜日はプレミアムフライデーということで、午後3時には会社を切り出してどこかに出かけたり、家庭サービスをしたらどうでしょうということになっています。

初回は2017年2月の24日に行われて、ニュースなどでも取り上げられました。

しかし、3月は年度末の最終営業日と重なったため、早帰りできる人が少なかったと思います。また、この4月28日(金曜日)についてもゴールデンウイーク突入前の最後の営業日となってしまいましたので、なかなか定時前に切り上げて帰ろうという気分にはならなかったのではないかと思います。

月の最後の金曜日にプレミアムフライデーを実施するというのは覚えやすいという面では良いと思うのですが、何かと月末は仕事の締め切りに設定されていることが多いです。

そもそも、「その仕事、いつまでに終わりそう?」と聞かれたときに、「今月末までには」と答えてしまうことがまずいのですが、経理の締めなどは、今の社会の仕組みから考えると変えにくそうです。

そこでプレミアムフライデーは毎月最後の金曜日に設定するのではなく、毎月最初の金曜日に設定した方が良いのではないかと思います。毎月最初の金曜日であれば仕事の締め切りを設定している場合は少ないのではないかと思います。

昔は土曜日が半ドンという時期もありましたが、何年もかけて土曜日はお休みという文化が定着しました。金曜日についてもプレミアムフライデーを定着することができれば、そのうちお休みにしようという動きも出てくるのではないかと思います。

良いキャンペーンだと思いますので、できれば形骸化しないように早めに帰りやすい金曜日を指定してもらえると良いと思います。

また、土曜日に祝日が重なった日は少し損をした気分になるので、この日の前の金曜日はお休みにするという制度があっても良いと思います。

この国では官庁から仕事を受けている会社も多いので、最初は官庁が率先して働き方改革を進めていけば社会全体に広がっていくのではないかと思います。

 【2019/01/08追記】

プレミアムフライデーの呼びかけが始められてから一年ほどが経ちますが、最近ではまったく、プレミアムフライデーという言葉自体を聞かなくなってしまいました。これほどまでに定着しなかった呼びかけも珍しいのではないかと思います。

一旦、プレミアムフライデーのことはゼロリセットして、また新たな取り組みにつなげていく形が良いのかもしれません。

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