今は日経平均株価が2万円を超えていて株式に投資するのは少し怖いような気がしているので、かなりをMRFで運用しています。ただ、MRFに入れていても利子がつかわけでもなく、もったいない状況です。
以前、楽天証券の何かのキャンペーンで1000円分だけ投資信託のプレゼントがありました。これが現在では1170円を超えていて、利回りに換算すると相当のことになっています。
今一度、なんという投資信託で運用されているのか確認してみると、「eMAXIS 新興国株式インデックス」というファンドでした。
別に確定拠出年金でいくつかの投資信託を選んでいるのですが、こちらもモノによってはかなりの利回りを叩き出しています。株式が上昇局面にあったこともあるとは思うのですが、しばらくは使うあてのない多少の余裕資金については投資信託での運用を考えても良さそうです。
楽ラップで投資
手始めに楽天証券で力を入れている「楽ラップ」という商品を最低価格分だけ購入してみました。15個前後の簡単な質問に答えると、どんな運用方針でいくかを提案してくれます。あまり、投資とは関係ないような質問もあり、これが提案内容にどう結びついているのかも興味深いです。
提案内容では投資の積極性(リスク)をどの程度とるか、下落ショック低減機能を付けるかどうかの組み合わせになります。積極性は中程度、下落ショック低減機能を付けるで提案されましたが、積極性は一段階上げて、上から2番目にしました。下落ショック低減機能はそのまま付けています。
下落ショック低減機能
下落ショック低減機能は株価等の下降局面で資産を安全な債券などに移してくれる機能です。しかし、株価等が急激に回復した場合はその急回復に乗り遅れて結果として損をしてしまうかもしれません。
まずは申し込み翌日には下記のような形になりました。数日で運用方針通りに投資が開始されるようです。
今後、運用成績を見ていきたいと思います。
一週間経過
【2017/07/29追記】
楽ラップに契約してからおよそ1週間が経過しました。日本の株式市場も日経平均株価が2万円を割り込むなど少し元気がない状況なので、元本割れをした状況になっています。
また、7月27日に楽ラップの資産配分変更が行われました。マーサージャパン社というところが、長期的な見通しに基づく資産配分を策定する上で前提となる経済成長率と金融市場の見直しが行われたためです。主に欧州と英国の経済成長率が上方修正されて外国債券の期待リターンが引き上げられたことが紹介されていました。
楽天証券としてはこの楽ラップの運用成績は内外から注目されていることもあり、情報公開もかなり積極的に行われています。この投資の方針と市況がどう変化するかをこれから注目していきたいと思います。
東証で大幅に株価下落
【2018/02/08追記】
一昨日、東京証券取引所では米国の流れを受けて、日経平均で1000円以上大きく下げる展開となりました。
楽ラップでは株価の大きな下落時にショックを軽減するオプションをつけていたので、日本株、外国株、日本債、外国債、REITなどの構成比率が変わるのかどうか観察してみました。
結果としては、何も変わりませんでしたので、下落の軽減機能は今回は働かなかったことになります。今回は短期的な調整に過ぎず、構成比率を変えるほどの情勢ではないだろうと考えているのでしょう。
たしかに、株価が下落した後に、その後は少し戻していたので、へんなタイミングで構成比率を変えると逆に大変なことになっていたと思います。
今後の株価の動きと楽ラップの運用がどう連動していくか注視したいと思います。
2年経過
【2019/07/05追記】
現時点の運用利回りは1.07%とそれほどは振るっていませんが、定期預金に預けておくよりは良かったと思うようにしています。エコノミストの記事によれば、設定来(2016年1月〜2019年3月)利回りはウェルスナビが18.6%、お金のデザインのTHEOが231ある運用パターンの設定来(2016年2月〜2019年2月)の平均的な運用利回りは17.9%だったようです。
私が楽ラップに初めて申し込んだのが、2017年7月でアベノミクスの上昇気流の途中段階、楽ラップに順次積みましたのはそのあとだったことで時流には乗り遅れているので、単純に比較はできず、一概に楽ラップの運用成績が悪かったということではないかと思います。
コメント