高速道路で路肩に車を停めているときに、後ろから別のクルマに追突されて大きな事故になるケースが後を絶ちません。
普通の道路であれば路肩にクルマを停めても大きな事故になるケースはあまり聞かないと思いますが、高速道路だとクルマがスピードを出して走っているので、避けきれないケースが出てくるのでしょうか。
高速道路の路肩は駐停車禁止
高速道路の路肩は基本は駐停車禁止です。たとえ、電話をしたくても路肩に停車して電話をしてはいけません。高速道路を下りるか、サービスエリアやパーキングエリアに行く途中があります。
しかし、クルマの故障などで止むを得ず駐停車しなければいけないこともあります。
車の故障などで高速道路の路肩にクルマを停めざるを得ない状況になったら単にハザードランプをつけるだけではなく、発煙筒や停止表示板で後方のクルマに危険を知らせなければいけません。この発煙筒をたいたり、停止表示板を置いたりすること自体も危険なので十分に注意して作業する必要があります。
また、後ろからの車の追突に備えて、車から十分に離れたガードレールの外に避難することが推奨されています。
道路管理者に連絡して、道路管理者の救急車両が来てくれれば、後ろの車に対して危険を知らせてくれるのですが、その車両が着くまでの間がやはり危険です。
まずはガソリンを十分に給油して、クルマの点検も間違えなく実施し、高速道路の本線上にある路肩で停車しなければいけないような事態に遭遇することを予防することがまずは一番大切だと思います。
【2017/11/28追記】
先日、高速道路上で煽られた上に追い越し車線で強制的に停止させられて、後続車との衝突事故に至り死亡事故となった事件がマスコミで大きく報道されました。
高速道路での停車は非常に危険だということを印象づけられる事件でした。
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