ホンダ グレイス EXグレードで初走行

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ホンダ グレイスのEXグレードが納車されたので、街中を15Kmほど走ってみました。

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走行感

まず、走り始めはCVTだった前車と比較すると、噂の通り、ギクシャクする印象があります。

普通のATよりは変速ショックは少ないと思うのですが、最初の走り出しからアクセルを踏んで加速していくまでの一連の動作がスムーズではない印象を受けました。単に慣れの問題だけかもしれません。

アクセルを踏んだときの加速感は素晴らしいです。視線の位置が低いので、あまりスピードが出ていなくても、速く走っているような印象を受けるのが不思議です。運転席は座っているときのホールドされている感じがちょうど良く、少なくとも短距離の走行では特に違和感はありませんでした。

今まで乗っていた2000ccのクルマとは明らかに運転したときの質感が異なります。グレイスはレンタカーで借りたノートやデミオなどと同じような運転感覚でコンパクトカーに近い様子です。ただ、走りはとても元気が良く、ハンドルを切ったときやアクセルを踏んだ時の挙動はレスポンスがとても良い感じがします。車体が軽いことも影響しているのでしょう。

CTBA

ホンダの低速域衝突軽減ブレーキであるCTBAは誤作動が多いという書き込みをネット上で読んでいました。しかし、今回乗った範囲では多少前のクルマに近づいて停まった程度では全く作動しませんでした。もしかすると、対策済みのソフトウエアに更新されているかもしれません。

CTBAは渋滞中の脇見での追突事故を防ぐ効果はありますが、時速30kmを超えるドライブ中には効果がありません。ただ、渋滞中に事故を起こす危険性は通常運転時よりも10倍多いという話もあるので、低速域から対策をしたことには意味があるのではないかと思います。

すでにCTBAは古い技術になっており、ホンダではホンダセンシングという技術を最近のクルマに搭載しています。

【2019年1月8日追記】

右折時にCTBAが誤作動して自動ブレーキがかかってしまうことが多いです。誤作動というよりも、前の右折車を過敏に反応してしまうようなイメージです。車間距離をもっと離せば良いことは間違えないのですが、右折中に曲がれる車の数も限られているので、あまり車間距離を離しすぎると後ろの車に迷惑になってしまいます。CTBAがかかったときはピーピーピーピーという音がしてブレーキがかかり、車間が離れるまでアクセルが利かなくなるような形になります。ブレーキはスムーズにかかる場合と、ガガガガという音を立てて止まる場合の二種類を今まで経験しました。

安全面

安全上、もっとも問題なのは、Aピラーになります。フロントガラスがかなり傾斜しているので、Aピラーも非常に斜めになっています。また、三角窓もなくAピラーの根元にドアミラーが付く形になっているので、右折しようとした時の死角が非常に大きいです。

右折するときには、頭の位置をずらして安全を確保した方が良いです。

カーナビ(オーディオ)

カーナビはホンダ純正のインターナビです。オーディオの操作はハンドルに音量やソース切り替え、前曲、次曲へのスキップボタンがあるので視点を動かさずに運転できるところが良いです。

本体のスイッチ類はクリック感がないタッチセンサーであまり評判は良くなかったですが、自分が使う分には感度も良好で特に不便に思う局面はありませんでした。

唯一、手探りでボタンを操作するようなことはできません。

オーディオソースはiPhone4sをUSBコネクタに接続して使っています。最初はBluetoothで接続していたのですが、よくよく見るとメニューにiPodというボタンがあったので、これを押してみると見事に利用することができました。USBケーブルで接続した方がレスポンスや音質が良いように思います。エンジンをかければ自動的に再生が始まり、運転を終えれば再生が自動的に終わってくれるので便利です。また、インターナビの画面で選曲をすることができるのも良かったです。無駄にバッテリーを使うことがないようにiPhone4sは機内モードにして利用しています。

ナビ機能

今まで旧SANYO、現在のパナソニックのナビを使っていましたが、特に迷うことなくインターナビを使うことができました。最初は通信を使わずにナビの中身のデータだけでルート設定をしますが、通信をした結果、もっと良いルートが見つかればそちらに案内してくれるようになっているようです。通信機能は特に申し込みなどは行った覚えがないのですが、使えるようになっていました。

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