テレビは受像機からインテリジェントデバイスへ

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先日、ウェブ版の日経ビジネスを読んでいたところ、ソニーの執行役員へのインタビュー記事がありました。

その中に、テレビは受像機からインテリジェントデバイスになるという考えが示されていました。

従来はテレビの付加価値を上げるためには、ソニーのトリニトロンカラーテレビのように、出来るだけ綺麗で現実に忠実な映像を届けることが大事だったと思います。その代表例が一斉を風靡したソニーのモニターテレビ、プロフィールだと思います。

しかし、テレビはデジタル化が進み画質が綺麗になったことで、映像の質という面では会社ごとの差別化は付けにくくなってきました。

そんな中で、テレビは価格競争に陥って日本の会社はとても苦しんだのですが、これがインテリジェントデバイスという位置付けに変化すれば、また新たな競争の仕方が出てきます。

このインタビュー記事の中では、AIスピーカーの話まで言及していましたが、ソニーのAIスピーカーはオーディオメーカーとして培ってきた音の出し方や臨場感だとされていましたが、なんとなくそれだけでは他社との勝負に勝てないように思います。

ソニーは金融保険業やコンテンツまで扱う総合企業になりました。それらのコンテンツも組み合わせた総合力、他の企業との連携といったところにも力を入れていかないと勝てる商品はできないように思います。

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