WP fastest cacheを有償のプレミアム版へ

こちらのブログではワードプレスで少しでも表示速度を速くするために、WP fastest cacheというプラグインを利用しています。導入のきっかけはこちらで紹介しています。

ページキャッシュを作り表示速度を上げるプラグインは副作用が発生してサイトのデザインが崩れたり、逆にサーバーのリソースを多く使ったが為に非力なサーバーでは動作が遅くなることがあると言われますが、このWP fastest cacheは動きも軽快で副作用も感じられませんでした。

実は無料で使える範囲には制限があって、設定画面を見ても、オンにできないチェックボックスがあります。これをオンにすればもっと早くなるのではないかと思い、PayPalを利用してプレミアム版にアップグレードしました。

有償版

高速化のために設定できるオプションも増えて、スピードアップに貢献してくれたのですが、一点だけ不具合が発生しました。

具体的には設定で、「レンダリングをブロックする JavaScript を除去してください」をONにすると、ソースの中に「Font Awesome」のコードが現れて、これがAMPの文法エラーで引っかかってしまいます。

WP Fastest cacheの設定を変更してから翌日あたりに急激にコンソールでAMPのエラーが増え始めたので、なにかと思い原因を探してみると、これでした。

現在は、「レンダリングをブロックする JavaScript を除去してください」のチェックを外して利用しています。本当はこのオプションも効果があったので、できれば使えるようになるとありがたいです。

Autoptimizeなども以前は併用していたのですが、もはや、WP Fastest Cacheで十分になってきました。

【2021/05/15追記】

Cocoonというテーマを使っています。WP Fastest cacheの有償版で設定を変更したのですが、下記の問題が発生しました。

ドキュメントヘッドの外側で、ドキュメントヘッドの直接の子としてのみ許可されているタグが検出されました。
タグ「style[amp-keyframes]」を指定する場合は、タグ「body」の最後の子にする必要があります。

プレミアム版限定の設定項目「Render Blocking Js」をオフにすると改善しました。

貴サイトでは、以下の問題が検出されました。
テキストが小さすぎて読めません
コンテンツの幅が画面の幅を超えています
クリック可能な要素同士が近すぎます

プレミアム版限定の設定項目「JS の結合プラス」をオフにすると改善しました。