日経新聞を見ていると、富士通がこの秋から日本語と英語を対象にしてTOEIC900点レベルの翻訳サービスを開始することが紹介されていました。ふつうに勉強していても、TOEICで900点はなかなか取ることができない点数ですが、これがコンピュータで実現できたとなると凄いことだと思います。
人工知能の深層学習(ディープランニング)の技術を活用して翻訳精度をあげて、自然で滑らかな文章にすることができたのだそうです。
製造業や貿易業務などの需要を見込んでおり料金は月額約15万円からを想定しています。
すでにインターネット上には無料の翻訳サービスが数多くあります。翻訳されて出てくる文章は以前はとてもギコチナイものでしたが、どんどん改善されているようで、十分、実用に耐えるようになってきています。
以前は辞書を引きながら一所懸命に翻訳していましたが、随分、世の中は変わってきたと思います。
また、音声認識技術も随分進んでいるので、人が話している外国語を日本語に翻訳したり、自分が話している日本語を相手に外国語で伝えたりする仕組みも実用化の域に近づいていると思います。
昔、ドラえもんに登場していた「翻訳コンニャク」相当のものを各個人が持ち歩けるようになる時代も近いのではないかと思いました。
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