産経新聞のサイトで、「TDS、拡張に隠れた狙い、事実上、第三のテーマパーク作る路線の軌道修正へ」という記事を読みました。
以前より広大な駐車場のスペースを再利用して、東京ディズニーリゾートを拡張する話がありましたが、結果としては東京ディズニーシーを拡張するという位置付けで決まったそうです。
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーに隣接する場所に10万平方メートルという広大な駐車場があります。ここに新たなアトラクションなどを建設します。
記事によれば、東京ディズニーシーはこの計画により、約2割広がることになるそうです。新設されるのは、アナと雪の女王、塔の上のラプンツェル、ピーターパンをテーマにした4つのアトラクションとされています。
どちらかというと、東京ディズニーシーは東京ディズニーランドよりも年齢層が高めのお客さんを対象にしている印象がありました。しかし、今回の増設により年齢層が低めの客層も呼び込んで、東京ディズニーランドの混雑緩和に繋げたいという意図が記事で解説されていました。
2022年の開業に向けて、2500億円の投資が行われるということです。まずは、今の駐車場がそっくりと無くなってしまうと大変なことになるので、立体駐車場の建設などが行われるのでしょうか。今後の工事が気になるところです。
【2019/11/11追記】
ファンタジースプリングス
新エリアの名前は、ファンタジースプリングスに決定しました。ディズニーシーの開業投資額が約3400億円だったのに対して、今回は約2500億円ということで、かなりの大幅拡張だということがわかります。
今回は大ヒット映画のアナと雪の女王などを題材とした四つのアトラクションや、新しいホテルの開業もあります。今回の拡張により、混雑の緩和を図ることができれば、さらなる集客にもつながることになるのでしょう。
【2020/04/06追記】
拡張エリアのオープン延期
新型コロナウイルス感染拡大防止のために、東京ディズニーリゾートでは2月29日から臨時休園を続けています。約750 億円を投じて4月15日にお披露目が予定されていた「美女と野獣」などの新アトラクションも開業を5月中旬以降に延期しました。周辺の商業施設であるイクスピアリやホテルミラコスタなど直営の4ホテルも休業しています。
【2020/09/05追記】
営業再開
東京ディズニーランドとディズニーシーは7月1日から営業を再開しています。9月1日からは営業時間を午前9時から午後9時までに延長しました。新しいアトラクションである美女と野獣「魔法ものがたり」は9月7日にキャストメンバーへの先行公開が行われることが決まっています。
【2020/09/27追記】
9月28日オープン
東京ディズニーランドは9月28日から約4万7000平米の大規模開発エリアを開業します。映画「美女と野獣」に登場する森の中の城や村などを忠実に再現しているところが見どころです。
筋肉自慢のガストンが経営する肉料理中心の食堂では、豚肉を使った太いソーセージを包んだビッグバイト・クロワッサンなどを食べることができます。
【2021年4月6日】
東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル
2021年度にオープンを予定している国内で5番目のディズニーホテルの名称が、「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」となることが発表されました。名前の通り、ディズニー&ピクサー映画の「トイストーリー」シリーズをテーマとしていて、外観やエントランス、ロビーなどの様々な場所におもちゃの世界を感じられる工夫が施されているそうです。
場所はディズニーリゾートライン(モノレール)のベイサイドステーションの目の前、ディズニーシーやディズニーランドへのアクセスは抜群です。
ホテルは「モデレートタイプ」と呼ばれる国内のディズニーホテルとしては初めて採用する形式で、595室ある客室はすべて同じ仕様、宿泊に必要な設備に特化することで手軽に宿泊を楽しめるようにするとしています。どのくらいの価格帯になるのか楽しみです。
- 開業時期 : 2021年度
- 構造 : 地上11階、地下1階
- 延床面積 : 約40,000㎡(ホテル棟のみ)
- 客室数 : 595室
- 諸施設 : レストラン、ディズニーショップ、駐車場ほか
- 総投資額 : 約315億円
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