老朽化が著しい三鷹市役所の建て替え

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駅からもとても離れた三鷹市の調布市寄りにある三鷹市役所ですが、とにかく建物が古いです。1965年に建てられたということなので、かれこれ53年も経っていることになります。

同じ時期に建てられた公会堂はすでに建て替えが行われたのですが、なぜか市役所の本庁舎だけは建て替えが行われずに、今に至っていました。

豪華な役所は必要ありませんか、災害時にすぐに崩壊してしまいそうな建物も、もしもの時に統制機能を失ってしまうので困ります。

そんな三鷹市役所の本庁舎も建て替えの検討が行われていることが、東京新聞によって報道されていました。

記事によれば、隣接する場所に建っている三鷹郵便局の建物も含めて一体的に建て替える検討が行われるそうです。郵便局の建物も1964年に建てられたということですので、確かに現実的な案なのでしょう。

日本郵便自体は民営化されているので、市の建物と民間会社の建物を一体的に建て替えた時、費用をどう按分するのかは気になるところです。

調べると、三鷹市の公式サイトでも公表されていました。公会堂も再整備するとされていますが、まだ新しいので、まさか建物をまた建て替えるということではないのでしょう。

2022年から整備工事に入り、2025年に完成する予定になっています。建設期間中に仮庁舎をどこに作るのかも気になるところです。

【2019/04/21追記】

三鷹市の市長選の投票日になりました。市長の清原慶子氏が市役所建て替えの推進派、副市長の河村氏が反対派という戦いになっています。ただ、間違えなく、市役所は建て替えないと危ないことは誰の目から見ても明らかです。職員の命も守らなければいけません。

もっと工夫をすれば安く建て替えられるはずだという意見もありますが、きちんと詳細設計を進めてみればお金が必要なことに気がつくのではないでしょうか。

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