テレビ画像にブロックノイズ?
10月7日前後からなぜかテレビにブロックノイズがのるようになりました。
テレビの信号レベルが低下しているようです。アナログ時代にアンテナを立ててそこからテレビにふつうにつなげようと思っていたのですが、少し離れたところにある高圧線の影響でアナログテレビは画像が歪んだりする可能性がありお勧めできないと業者の人から言われました。
仕方なくNTT東日本のフレッツ光のケーブル上にテレビ電波を被せて送られているフレッツテレビに加入して、テレビを視聴しています。アンテナを立てれば初期投資だけであとはランニングコストがかかりませんが、フレッツテレビはフレッツ光とは別に月額750円がかかってしまうのがデメリットになります。
メリットとしては自宅にアンテナを立てる場合と比べると、有線で信号が送られてくることもあり、荒天時でも安定してテレビを見ることができていたのですが、今になってこのような障害が出て意外でした。
ブロックノイズの原因を調査
10月10日ごろになると、さらに状況は悪化してテレビが見られなくなったので、まずはNTT東日本とスカパーのページで故障や工事の情報を確認しました。ただ、特に問題は発生していないようです。
また、インターネットは問題なく利用ができていますので、回線終端装置からテレビまでの経路が怪しいように感じます。
続いて、テレビ周りの配線をチェックしました。埃がたまっていたり、タコ足配線になっていたりしたので、この際に清掃と整理をしましたが、事態は解決しませんでした。
あと残されているのは、光ケーブルの終端装置の状況確認、およびその付近のケーブル確認、お風呂場の屋根裏に設置されているブースター装置周辺の確認です。
どうも、自宅には問題がなさそうだということになったら、NTT東日本に問い合わせてみようと思います。
【追記】
光ケーブルの障害
ネットで何か情報がないかを探してみると、ゴーヤが成長して光ケーブルに巻きついて強くケーブルを曲げてしまったために光信号がうまく伝達できなくなり、フレッツテレビが視聴できなくなったという事例も見つけました。
意外な原因もあるようです。
そんなことも頭に入れながら、次に光ケーブルが引き込まれている2階の状況を確認しました。
終端装置からテレビ信号が分離されるようになっているのですが、特にケーブルの緩みは無いようです。念のため、終端装置の電源を入れ直してみましたが、特にテレビは見られるようになりませんでした。
原因判明(ブースターの調整)
次にその後段に付いているブースターの様子を見てました。こちらでレビューしたブースターを利用しています。
まずはブースターについている切り替えスイッチをチェックしてみると、セットされている条件と違っているところがあったのでそこを直しました。また、ブースターのレベルが地上デジタルだけかなり抑えめになっていたので増幅幅を大きくなるようにセットしました。
これでテレビは問題なく見られるようになってしまいました。
ブースターの装置を誰かが触ってしまったのか、なにかの原因で信号レベルが下がってしまった原因が別にあってブースターの増幅幅を上げたことで見られるようになったのか、今ひとつ本当の原因が判りませんが、テレビは見られるようになったので、この状況で様子を見たいと思います。
【2022/02/01追記】
地上波デジタルのアンテナレベルが低下
突如として地上波デジタル放送のアンテナレベルが低下しました。特にNHK総合、NHK教育、日本テレビの受信でブロックノイズが発生して視聴が困難です。ブースターの増幅度合いを調整してみましたが改善せず、現時点で原因不明です。明日も原因を追求します。
【2022年2月2日追記】
原因判明!
原因が判明しました。
装置は下記の順番に接続しています。
光ケーブル⇒終端装置⇒ブースター⇒壁面端子(※)⇒共聴設備⇒各部屋のアンテナ端子
※を付けた壁面端子に接続しているコネクターの差し込みが甘くなっていました。この端子を差し込みなおしたら地上デジタル放送、BSデジタル放送ともに綺麗に映るようになりました。
きっと、ブースターの増幅度をいじっているときに装置を引っ張ってしまい、壁面のコネクタに力を加えてしまったのだと思います。一件落着です。
【2022年12月19日追記】
NHK総合および教育で画面の乱れが発生
2週間ほど前、雨が降った翌日あたりから、NHK総合とNHK教育で画面の乱れが発生しました。横線(ブロックノイズ)が現れて画面や音声が乱れるような症状で、これは以前にも遭遇したことがあります。その際はブースターの出力をダイヤルで少し上げることで改善しましたので、今回も同じことをしました。MAXまで上げたのですが、まだテレビで確認するとアンテナレベルが不足しています。とりあえず、分波器を外して減衰を少なくしています。
もしかすると、スカパーJSAT側で何らかの出力値の調整をしているのかもしれませんが、なぜ季節ごとに変動が生じるのか、本質的な原因はよく判りません。
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その後、今度はブースターで出力レベルを落としてみたところ、テレビでのアンテナレベルの表示は逆に上がって、きれいにテレビが見られるようになりました。ブースターからの信号の強度が高すぎて、信号が歪んでしまっていたのかもしれません。
コメント
我が家もフレッツ光でFDB30Sブ-スタ-を付けています。(3ケ月前)
BSはOK。地デジのch1,ch2,ch4が最悪。いろいろ調べた結果、気温が低い朝が悪く、40年もたった古い同軸ケーブル(5CFV)がNG。ということで新しい(S5CFB)に引き直した所、33~45のレベルが70~80まであがった。(パナソニックのTVで)
古い同軸は心線、シールド線共錆が酷く導通不可状態だった。
F型コネクタは錆に弱い接続方法のようだ。
コメントをありがとうございます。同軸のF型コネクタがボロボロになっているというかもしれないとのこと、参考になりました。地上波は電波の強度が弱くなると、NHK、教育、日本テレビが真っ先にダメになるという印象はまったく一緒です。現時点ではブースターの出力レベルを調整したことで改善していますが、また調子が悪くなった時はF型コネクタも疑ってみます。