以前はスポーツクラブに併設されていたゴルフレンジでレッスンを受けていました。こちらでは月々一万円弱で通い放題という柔軟性のあるプランで初心者としては最適だったと思います。かなりの回数通って、とにかくクラブを振ることに慣れていきました。ただ、どうしてもレンジの距離が短いので、打った後の球の挙動が分かりにくいのが難点です。さらには、50分間のレッスンで5人のグループレッスンでしたので、多くても10分程度のアドバイスしか貰うことができませんでした。
一回にワンポイントずつのアドバイスだったので、なかなか覚えが悪い私にとってはちょうど良いペースだったと思います。
しかし、やはりもう少し距離のある練習場でのレッスンを受けてみたいと思ったので、新しい場所での体験レッスンにチャレンジしました。30分間の個人レッスンで、元ツアープロの方から一ヶ月に二回のペースで受けることができます。自宅からも車で15分ほどの場所で個人レッスンにしては値段がとても安いことが魅力でした。
まずは質問シートに記入したあと、どんな悩みがありますか?と口頭で確認を受けました。その中でプロが一番反応したのが、「ラウンドしたときに右を向いている」と言われることが多いと言ったときです。ここは初歩の初歩で矯正すると効果につながりやすいポイントだったのだと思います。
ドライバーと7番アイアンでスイングしたさいに、プロは前と後ろから観察してくれて、最初に受けた体験レッスンでのアドバイスはこちらの通りです。
- 7番アイアンでグリップの位置が左股関節の前よりも左すぎる。もっと真正面で大丈夫。
- 7番アイアンでスタンスはもっと狭目に。今は広すぎる。グリップが悪いのでスイングしにくいはずだが、スタンスを広くすることでバランスを保っている感じ。
- 7番アイアンでアドレスした時、腰から上は少しだけ右に傾ける。グリップの持つ位置が右手が下なので自然にそうなるはず。
- 右手のグリップは下から包み込むように添えるイメージで。その方がアームローテーションしやすい。
- 右手の親指はグリップに沿って立てることなく、グリップの横に寝かせてよい。
- ダウンスイングからインパクトでは右脇を開かないで付けたまま
- 左手と右手のグリップ位置を入れ替えて素振りして右脇が開かない感じを掴むのが良い。ただこのスイングでは危ないから球を打たないこと。
- ドライバーで球の位置が左すぎる。左かかとの延長線上よりも少しもう少し真ん中寄りで大丈夫。
- 特に右を向いてしまっていると極端に左になってしまって「ちょろ」が出やすくなる
- アドレス時はボールを前にして先にグリップをして足を開く
- 後ろからターゲットを見て四歩てアドレス位置に立つ練習も役に立つ
- ボールに真っ直ぐな線を引いてターゲットの方向へ向けた上でフェースの向きを決めるのが良い
- ターゲットをチラチラ見る必要はない
- トップはV字を書いた時の高すぎる位置のぎりぎりに収まっている。直す優先度は低い。
いままでのレッスンであれば、一ヶ月分くらいの注意を受けたような気がします。これを二週間かけて自分で練習する中で矯正し次のレッスンを受ければ効率は非常に良さそうな感じがします。
コメント