映画「おのぼり物語」をAmazon prime Videoで鑑賞

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三連休に時間が取れたので、Amazon prime Videoで何か面白い作品はないかと探していた中で、「おのぼり物語」という映画を見つけました。

原作者はカラスヤサトシでら元々は4コマ漫画作品だったそうですり竹書房の「まんがくらぶ」で2007年から2008年にかけて連載されました。カラスヤサトシが東京に来て漫画家として活動し始めるまでの当時の姿を描いた自伝的作品だとWikipediaで紹介されていました。映画は2010年に制作されています。

映画の舞台は西東京市です。大阪から上京して、不動産屋に2万5000円という滅茶苦茶に安い価格で物件を探してもらったため、紹介されるのは事故物件ばかりで、なかなかここという物件に巡り会えないところからストーリーは始まります。

そんな中で気に入った物件が見つかったのが西東京市でした。窓からは東京タワーが見えるということだったのですが、西東京市の二階建てのアパートから東京タワーが見えるはずがありません。

翌日になってわかったのが、そのタワーが田無タワーだったということです。たしかに、新青梅街道沿いに田無タワーは大きくそびえ立っていますので、これならば東伏見のアパートから十分に見えるでしょう。

映画には野島由美子という女性も出てきます。恋愛関係に発展するかの描かれ方をしていましたが、実際にはそんなことはなかったようで、映画化にあたって脚色されたそうです。

アパートには個性的な住人が揃っています。しかし、そんなアパートにも取り壊しの話が出てきて退去しなくてはいけなくなったり、大阪に住む父親に癌が見つかったりと色々なことが映画で描かれていました。

雑誌の編集者からは「面白くない」、とか「なんの根拠もないけど、そのうち忙しくなると思う」とか言われます。ただ、この編集者には焼肉を奢ってもらったり、よくしてもらっていたようです。

そんなこんなで、漫画家として本格的に活動を始めるまでが描かれていました。

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