2018年を締めくくるNHKの紅白歌合戦が放送されました。この中で一番注目していたのは、後半で登場する松任谷由実、そして最後に出演したサザンオールスターズです。
松任谷由実は会場にはいないようなニュアンスのアナウンスがあり、どこか教会のようなところで中継録画された「ひこうき雲」が松任谷由実が歌い上げます。やっぱり、ユーミンは大晦日の夜などにはテレビに生出演することは無いんだなと思っていたところ、そのまま松任谷由実は歩いていき、そこは紅白歌合戦がまさに行われているステージの上でした。下手から入場しています。
ステージでは生放送で「やさしさに包まれたなら」を歌いました。ユーミンの後ろには松任谷正隆がキーボードを弾いています。この前、映画館で見た竹内まりやのコンサートでは竹内まりやの後ろで山下達郎がコーラスをしていたので、まるで女性活躍推進の象徴のようでした。
ただ、最後に放送されたサザンオールスターズでは桑田佳祐が前でボーカルをしている中、原由子は後ろでキーボードを弾いています。色々な形があるものだと妙に納得しました。
松任谷由実がステージで歌っていると、aikoは感激のあまり号泣状態でツイッターを見るとこの泣いているaikoを見てもらい泣きしてしまった人がたくさんいました。
会場の人も一曲目のときにはユーミンは来ないんだろうなと思っていたはずなので、二曲目で登場したときには本当に驚いたのではないでしょうか。
一方でサザンオールスターズですが、一曲目に「希望の轍」を披露しました。1990年にリリースされた「稲村ジェーン」に収録されていた曲です。この映画、当時見られなかったのですか、今となってはなかなか見ることが出来ていません。曲調が元気で題名のとおりに未来に希望を持てる曲なので、とても好きです。会場も大いに盛り上がっていました。
続いて二局目は、サザンオールスターズのデビュー曲である「勝手にシンドバッド」です。サンバダンサーだけではなく、その日の紅白に出場した歌手、ダンサーなど総勢71名がステージ上に集結しました。
特に松任谷由実が桑田佳祐の横に行き、「ララララララ、ユーミンさん」と桑田佳祐がユーミンに歌いかけ、「ララララララ、桑田君」とユーミンから返されるという形で一緒に歌っただけではなく、「胸騒ぎの腰つき」という歌に合わせて踊っていたのが衝撃的でした。桑田佳祐と松任谷由実の共演はなかなか見ることができません。
平成最後の紅白歌合戦、楽しませてもらいました。
コメント