PSEマークの導入とモバイルバッテリーの安売り

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1月30日に放送されていた朝の情報番組、日本テレビのzipを見ていると、最近、モバイルバッテリーの安売りが増えているという情報を扱っていました。800円で販売されていた商品が300円になっていたり、中には2円で販売されている商品もあるそうです。


こちらには、有名メーカー品でさえ、100円といった価格で販売されていることが紹介されていました。

家電量販店でモバイルバッテリーが100円・280円など投げ売り状態!法改正前の大幅値下げなので買うなら今
更新日:1月25日17時54分

ネットの記事を探してみると、やはり投げ売りを報じる記事が沢山あります。

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モバイルバッテリーにはPSEマークが必須に

なぜ、この時期に投げ売りを実施しているかというと、2月1日からはPSEマークが付いているモバイルバッテリーしか販売できなくなることによります。

PSEマークが付いていないモバイルバッテリーはこの一月のうちに売り切らないと、店頭で販売できなくなりますので、メーカーもお店側も徹底的に処分しなければいけないのでしょう。

PSEマークの付いている商品しか売ることができなくなったのは、モバイルバッテリーによる発煙事故や発火事故が相次いでいることによります。下手をすると人命にも関わりかねないので、安全性の高い商品をPSEマークで認定しています。

従って、安売りされているからといって、この時期にPSEマークの付いていない商品を買うのはあまりお勧め出来ないかもしれません。落としたりして強い衝撃を与えたりすれば危険なので、PSEマークが付いていれば絶対安心というわけではないですが、少しでもリスクは減らすことができます。

一回購入すれば、それなりの期間にわたって使える商品でもありますので、あまり処分品の購入には注意した方が良さそうです。

【2019/01/30追記】

バッテリー付きケースが付いたイヤホンにも注意

別の報道を読んでいると、バッテリー付きケースの付いたイヤホンも、2月1日からはPSEマークが付いている製品以外は販売することができなくなるそうです。ちなみに私が1ヶ月ほど前に購入した格安の中国製左右独立型ワイヤレスイヤホンにはPSEマークが付いていませんでした。評判の良い製品だったのですが、安くなっていたのは、このPSEマークのせいだったのかもしれません。

PSEマークについては偽のシールが貼られている商品が市場に出回っているのが確認されたこともあるようですので、PSEマークが付いていれば必ず安心というわけではないようです。注意が必要です。

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