京王井の頭線の久我山駅とJR中央線の三鷹駅の間を結ぶ京王バスの路線があります。人見街道、連雀通り、むらさき橋通り、さくら通りといった、人がたくさん住んでいる地域をつないでいるので、利用者数も多い路線です。
バス停に人が並んでいない
先日、三鷹駅で深夜の午前0時15分ごろに利用しようとしたのですが、バス停には誰一人として並んでいません。人はみんな、タクシーの方へと駆けていきます。
以前であれば、午前1時ごろまで深夜バスが走っていたので、まだバスはあるはずだと安心していたのですが、バス停の時刻表をみると、なんと午前0時10分発のバスが終バスになっていました。なんと、当時と比べると1時間ほど繰り上がってしまったことになります。
ネットで調べてみたのですが、いつ頃のダイヤ改正で繰り上げられたのか、情報を見つけることができませんでした。
以前使った時は、運賃が二倍になっていたにも関わらず、たくさんの利用者がいたと思いましたので、赤字になっていたことは無いと思います。
やはりバス運転手の人手不足が関係しているのかもしれません。都営バスでも大幅な減便が行われている路線があることを聞いていたのですが、まさか久我山駅と三鷹駅南口を結ぶ路線でもこんなに便数が減っているとはまったく知りませんでした。
遅くまで働く運転手がいると、大きくシストをとらなければいけなくなるので、運転手のやりくりが難しくなるのでしょう。
働き方改革と無理やり結びつけて考えれば、「すみません、終バスの時間に間に合わなくなるので、お先に失礼します」と堂々と言えるようになったのは一つのメリットであるかもしれません。
お客さんの流れをみていると、結局はバスの利用者がタクシーに流れているだけのようにも見えます。タクシーはお客さん1人に対して運転手さんが1人拘束されてしまいますので、タクシーの運転手の数を考えると、バスと比べてさらにたくさんの人が必要になってしまっているような気もします。
トータルで見たとき、何が最も効率的なのか、よくわからなくなってしまった出来事でした。
【2019/05/01追記】
吉祥寺駅からの深夜バス
深夜にバスを使わざるを得ないときは吉祥寺駅で降りた方が良いことに気がつきました。調布行きの吉14系統が平日であれば午前1時半まであります。
【2021/08/02追記】
緊急事態宣言下の京王バス
久しぶりに久我山駅から三鷹駅南口行きの京王バスに乗る機会がありました。午後7時ごろだったのですが、ちょうど座席が八割がた埋まる程度の混雑状況でした。緊急事態宣言が出ていることもあって2割ほど空いている感じでしょうか。
【2022年2月24日追記】
富士見ヶ丘から三鷹への鉄道路線
京王電鉄では井の頭線の富士見ヶ丘駅から三鷹駅までを結ぶと線の計画をして、実際に運転のダイアグラムまで作成されていたという情報が東洋経済オンラインに掲載されていました。
走るとすれば人見街道、連雀通りの周辺だとは思うのですが、どの辺を通る計画だったのかが気になります。さらに調べてみると、こちらの情報がありました。
設置される予定の駅は途中5駅だったとのことです。
富士見ヶ丘(井の頭線)
久我山二丁目
牟礼
長久保
下連雀
西井の頭
三鷹(JR中央線)
長久保という地名がどこなのか地図で調べてみると、東八道路と吉祥寺通りの交差点あたりの橋に地名が残っていました。人見街道、連雀通りよりもかなり南です。そこから下連雀方向に北上して、井の頭の西側を通って三鷹に行くというルートだったのでしょうか。
さらに京王では新宿-富士見ヶ丘-西国立という路線を計画していたこともあり、富士見ヶ丘-三鷹の路線の申請は取り下げられたとのことです。
富士見ヶ丘-西国立という路線もどこを通す予定だったのかが気になりますが、今の東八道路周辺を通る計画だったのかもしれません。もし完成していたら便利になっていたと思います。
【2022/12/22追記】
さらに終バスの繰り上げ
改めて三鷹駅から久我山駅に行くバスの時刻表を確認してみると、終バスの時間がさらに繰り上げられていました。
平日の夜であれば、23時台の三鷹駅発-久我山行きのバスは2本しかありません。
- 23時10分
- 23時25分
土曜日であれば、23時00分発が最後です。日曜日であれば、さらに早くて、22時48分発が最後でした。
今回のコロナ禍により、バスの運行時間帯については激変してしまいました。深夜まで賑わっていた飲食店もこれでは営業が難しい状況なのではないかと思います。
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