初心者はすべてのクラブのちょうど真ん中ぐらいの立ち位置になる7番アイアンが良いと、よく本や雑誌に書いてあります。
しかし、中井学プロのYouTube動画を見ていると、この風潮に意見する話しがありました。20年前であれば7番アイアンのロフトは37度前後という場合が多かったのに、最近の飛び系のアイアンでは29度や28度のロフト角を持つアイアンが増えています。
このようなアイアンを初心者が使うと、球を上げようとするすくい打ちなど変な癖がついてしまうので、むしろ9番アイアンを使ったほうが良いと話していました。
やはり初心者にとっては球が捕まったり、上がったりすることが大切です。とすれば、9番アイアン程度で練習したほうが良いという主張はとても頭に残りました。
また、ラウンド時に100を切れない人が練習場ではどんな練習をするのが良いか?という問いに対して、中井学プロは「ドライバーの練習ばかりをしていませんか」と問いかけ直します。
やはり、ラウンド時に大たたきしてしまったホールなど、うまくいかなかったシチュエーションを思い返して、その練習をするのがベストとのこと、言われてしまえば当たり前なのですが、やはりただ何となくクラブを振るような練習になってしまいます。
例えば方向性を良くしたいのであれば、あの看板に当てるという程度までしっかりと目標を定めて打つことで、外れたときに何が悪かったのかを自分の頭で振り返ることができます。単調になりがちなアプローチの練習も、距離をしっかりと打ち分けなければいけません。
自分がスッキリとする練習ではなく、できなかったことをシビアにできるようにするための練習を心がけていきたいと思います。
【2019/02/22追記】
先日、相模原市にある中淵ゴルフクラブという練習場に行って、3時間打ち放題というプランでアプローチの練習を丹念にやってきました。
一球ごとに課金される練習場ではなんとなくアプローチの練習をするともったいないような気がしてしまうのですが、打ち放題であれば、ガンガン練習できます。
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