そろそろ、Appleの春のイベントが開催される時期が近づいています。台湾のメディアによれば、3月25日ごろに開催されるという予測があるそうです。2週間程度前、あと数日経てば、招待する人や団体に対して招待状が届くのではないでしょうか。
そして、以前からくすぶっているiPhone SE2がこの春のイベントで発表されるのではないかということも合わせて台湾の経済日報が報じました。今までのiPhone SEよりもディスプレイが若干大きくなって、全画面デザインになるとしています。iPhone SEまでは画面サイズが4インチ、iPhone6以降は4.7インチでしたので、もしも大きくなるのだとすると、4.7インチ程度で落ち着くのかもしれません。また、全画面デザインになるということは、物理的なホームボタンを設置する場所がなくなりますので、上位機種同様にFaceIDが搭載されるのでしょうか。
日本でも回線料金と端末代金を切り離す方向で規制がかかっていて、今までのように「端末実質無料」といったキャンペーンを立ち上げにくくなってきます。すると、端末代金を初期に一括して支払う必要が生じて、日本でもなかなか高額な端末は売りにくくなってしまいます。
MVNO各社は旧機種を確保してできるだけ安く消費者にiPhoneを提供できるようにしています。
iPhone XR 64GB ドコモ 9万8496円
iPhone 8 64GB mineo 7万3224円
iPhone 7 32Gb ワイモバイル 7万3116円
UQ mobile 6万7932円
BIGLOBEモバイル 6万912円
iPhone SE 16GB 楽天モバイル 4万5144円
MINEO 3万3048円
iPhone 6s 32GB ワイモバイル 3万2292円
UQ mobile 5万9724円
出典
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO41495420Q9A220C1000000/?page=2
私自身も大手のキャリアと契約せず、MVNOの提供する格安SIMを続けたかったので、iPhone 5sを長期間にわたって使い続けた上に、乗り換える際には最新機種は購入せず、何世代か遅れのiPhone7を購入しました。もしも、iPhone SE2に相当する機種があれば、間違えなく、これを選んでいたと思います。
今のままでは格安で高機能の端末を入手できるAndroidスマホに乗り換える人が増えてくると思います。このタイミングで、iPhone SE2に相当する機種を提供しないと、iPhoneの国内シェアに大きく影響を与えそうな気がします。
何年も前から、iPhone SE2が出るのではないか、出るのではないか、と言われ続けてきましたが、結局のところ発売はされてきませんでした。今回のうわさも実現するのか否か定かではありませんが、期待したいと思います。
【2019/05/29追記】
結局、iPhone SEは今の所は行われていません。また、最近になって、iPhone SEに関する報道がありました。バークレイズ証券のアナリストによる予測レポートによるものです。
これによると、2020年前半に次期iPhone SEは発売されて、iPhone 8をベースにして作られるとしています。また、ディスプレイ内にtouch ID機能を備えているとしています。
私自身は最近はiPhone 7のサイズに慣れてきましたので、あえてiPhone SEについて、今さら期待することもなくなってきました。
【2019/07/29追記】
通信料金とスマホ代金の分離が進んできて、高額なスマホは売れなくなってきました。26日のNTTドコモの会見でも吉沢社長は「ミドルレンジの価格帯の販売比率が増えている」と答えています。だいたい、3万円から5万円がミドルレンジ、8万円から10万円がハイエンドと分類されていますので、iPhoneの最新機種はハイエンドという形になります。今後、日本ではiPhoneが売れにくい市場になる可能性が高いので、やはり価格を抑えたiPhoneの投入が必要だと思います。
【2019/09/11追記】
昨晩、iPhone11がAppleから発表されましたが、残念ながらiPhone SEの後継機に相当する機種は発表されませんでした。今後も型落ちのiPhoneを廉価版として位置付け、販売を進めていくのでしょう。
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