新年度早々、新元号が発表されるということで、朝から各報道機関は特集を組んで報道しています。
平成が決まったときは、公表の30分前に毎日新聞の記者が元号を入手したという話しがありますが、当時はインターネットが普及していなかったので、それが国民に向けて広くリークされることはありませんでした。
しかし、現在はここまでインターネットが普及しているので、もしも事前に情報を知った人がツイッターにでも書き込んだら瞬く間に情報が広まることになります。
したがって、今回の新元号決定プロセスでは決定事項がリークしないように万全の情報管理対策がとられていることが紹介されています。
4月1日は午前9時半から各界の代表や有識者からなる「元号に関する懇談会」で複数の案に対して意見を聴取しました。また、菅官房長官は衆議院議長公邸で衆参両院の正副議長から意見を聞いています。
さらに11時からは全閣僚会議が開かれて、これが最終的な協議となっています。11時23分には全閣僚会議が終わって、臨時閣議が始まったとNHKで速報されました。
その後、午前11時半をかなり過ぎてから菅官房長官があらわれて新元号の発表となりました。
「令和」が発表されてすぐは、口の中で呟いてみても「令」という語感に最初は違和感がありましたが、繰り返しているうちに、すぐに慣れてきました。多分、5月以降は礼和であることが当たり前になっていくのでしょう。
平成が始まるときは、あまり改元に関して大きな関心はなかったのですが、今回は歴史的な瞬間に立ち会えた感じがします。
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