大型ゴールデンウイーク10連休前の株式市場の行方

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 まもなく、日本では株式市場が10日に渡って連続して休みになる期間に入ります。この10日間の間に外国で何か大きなことが発生して株価が大きく下がっても、この10日間の間は日本の株式市場で取り扱っている株は売買ができないので塩漬けになってしまいます。

「天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律(平成30年法律第99号)」が公布・施行されたことに伴い、株式会社日本取引所グループ、株式会社東京証券取引所、株式会社大阪取引所、株式会社日本証券クリアリング機構及び日本取引所自主規制法人は、2019年4月27日から5月6日まで10日連続の休業日となります。

投資家をはじめとする市場関係者の皆様につきましては、10連休に関連したニュース等を十分ご確認いただきますよう、お願い申し上げます。

 リスクを回避するために、今週くらいに入ったら日経平均株価は下がり始めるのではないかと思ったのですが、水曜日までの状況をみると、比較的安定していたように思います。あとは今日(木曜日)と明日(金曜日)に株価がどう動くかが気になるところです。

 投資家の心理を考えると、やはり弱気になっている傾向が強いと思うので、もしも大きく下がる兆候が見えると連鎖的に安くなるような不安もありますし、逆にオリンピックに向かって、まだまだ堅調に経済は上向くという予測も信じたいような気もします。

 AIによる株式の自動取引の割合も増えていると聞きますが、10連休という前代未聞の長期休暇はAIにとっても前例を持ち合わせていないのでどんな判断につながるのか気になるところです。

【2019/05/01追記】

 日経平均株価はさほど大きく下がることもなくゴールデンウィークに突入しました。思ったよりも日本の経済は底堅いということでしょうか。諸外国ではゴールデンウィーク期間中も株式の売買が続けられていますが、今のところ大きな値崩れも無いようです。ゴールデンウィーク明けは日本の株式はどんな値動きになるのか気になるところです。

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