先日、新百合ヶ丘駅の近くにあるイオンの食品スーパーに行きました。日曜日の夕方の時間帯でしたので、スーパーの中はとても混雑しています。
スーパーの中で買い物をしていると、なにやら、冷凍食品コーナーの横に長蛇の列がありました。なにか、セールなのか、試食販売でもしているのかな?と思って列の先を見たところ、先頭はセルフレジコーナーの入り口にありました。
こちらのスーパーでは有人レジもそれなりにたくさん準備されているのですが、それでもなおセルフレジにこれだけの人が並ぶということは、セルフレジが消費者に受け入れられて、かつ友人レジよりも早く会計が終わるということなのでしょう。
今回はセルフレジの列に並んでみました。たしかにセルフレジの台数が多いためか、列が前に進むスピードが早いです。それほど待つことなく、一番先頭まで来ることができました。
セルフレジの一つのメリットは一列になって並んでいるところでしょう。有人レジだと、一つのレジの列に並んでいると、隣の列の方がなんだか早く進んでいるような気がしてくるものです。実際にはそれほど並んでいる時間は違うのでしょうが、周りの列の方が早く進んでいるように見えるのは不思議なものです。隣の芝生は綺麗に見えるようなものでしょうか。
反面、一列になって並んでいれば周りには列がないので比べる対象がありません。気分的には一列に並んでいた方が気持ちが良いです。お店側から見れば、一定の面積の中にセルフレジの方が数多く設置できます。店舗の面積を有効利用できるメリットは大きいと思います。
また、店員を複数のレジに対して一人を配置すれば良いので人件費が安くて済むのも大きなメリットです。これから少子高齢化で人手が少なくなっていくなか、人手がかからなくて済むのは大きなメリットです。
かといって有人レジを必要とする人もいるので、多少は待っても丁寧な接客を求める人は有人レジに並んで、それ以外の人は無人のセルフレジに並ぶ文化が定着していくのでしょう。
最近はカゴの中の商品をスキャンするまでは店員が実施して、清算はセルフで行う、半セルフレジも増えていますが、移行時の過渡的な存在なのかなと思います。長期的に見れば、amazonが実証実験しているような完全無人の店舗が一般的になっていくのかもしれません。
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